PREMIUM BRAND × DAILY STYLE
PRADA プラダ
最上級&最先端のファッションとアナタの距離がグッと縮まるフォトストーリー。
ワンブランドで作る37.5歳に似合うプレミアム&デイリースタイル。
今季プラダはポスト・ヒューマンの世界を巡り、いまだ見ぬ未来へ旅する冒険者をイメージした。そして生まれたのは、カジュアルなアウトドアの要素を見事にモードへと昇華した、“アーバンアウトドア”ともいうべきミクスチャースタイルだ。キーマテリアルは極薄のナイロン。ビッグサイジングなコートとそのインナー、パンツまで同素材で徹底した装いは、いま全盛のワントーンコーディネイトのネクストステージか。
まるでユニフォームのような、オリーブグリーンのコットンドリルを採用したミリタリー調セットアップ。そこに合わせた上品なウイングチップ。アンファッションやミスマッチを楽しむモードな遊び。それを、オレンジのステッチワークやネックストラップのブルーといった色で盛り上げる。
ジャケット、シャツ、パンツ…それぞれ異なる3つのチェックを組み合わせたコーディネイトは、コレクションを通して感じる「混在する文化」を象徴するかのよう。そして、オレンジのナイロンベルトによるウエストマークからは、どこかフェミニンな雰囲気が。既成概念にとらわれない自由な発想で、プラダはメンズファッションの可能性を常に広げる。
お馴染みのナイロンバックパックに大胆に施されたアブストラクトなプリント。それはまるで、宇宙を漂う衛星が撮影した地球の姿を、ピクセル処理で仕上げたかのようだ。今季のプラダのインスピレーションから導かれたアートなパターンが、定番をエッジィな存在へと変身させる。
バックパックひとつでどこまでも。未来を旅する男の背中はこんなイメージか。ランウェイでも多く見られた、“荷物”を自由に吊るしてデコレーションとする提案。ストイックなモノトーンスタイルで、その効能はさらに引き立つのである。
プラダ(プラダ ジャパン)0120-559-914後藤啓太=写真 小林 新(UM)=スタイリング 宮本佳和(perle)=ヘアメイク