百貨店の老舗、髙島屋が展開するセレクトショップ「CSケーススタディ」。独自の審美眼でピックアップした国内外のハイセンスなアイテムで、長く男たちをサポートしてきたショップには、今季、海を感じさせるワードローブがズラリ。その幅広いラインナップに見つけた共通項は、「街でも海でもキマる」こと。そして、オーシャンズも参加した”海”なコラボアイテムとは? さあ、その実態を見ていこう。
ミリタリーなオリーブに”アロハ”なグラフィックが映える
「ハートフォード」のブルゾン
褪せたオリーブカラーでミリタリーなムード漂うドリズラージャケット。その武骨さを和らげているのがカラフルな刺繍で施された”海”なグラフィック。背面にはハワイのマップを大胆に、フロントには胸元に「Aloha」の文字をちょこんと。まさに海と街がハイブリッドしたこのアイテムは、’79年にスタートしたフレンチブランドのものだ。
リアルに使うか? 街ではくか?
”裏表”あるデザインが目を引く「ジュリエッタ」のスイムショーツ
フロントから見たらグリーンの無地、バックから見たら白×黒のストライプ……。イタリア人デザイナーにより、2015年に生まれた新興ブランドは、得意とするエッジィなデザインでスイムショーツを見事、街使いにもフィットするクールな1着にアップデート。内側はメッシュライナー付きでリアルな海使いにも対応する。
変形マリンボーダーにモードなムードが同居する、
「メゾン キツネ」のシャツ
清涼感のあるカラーパレットを用いたマリンテイストなボーダー柄を大胆にアレンジし、クレイジーパターンに。モードなムードすら感じる佇まいは、エスプリの効いたデザインが得意のフレンチブランドならでは。
これは海で効く!? 力強いバイカラーがキャッチーな
「ソーレンセン」のTシャツ
北欧のエッセンスを取り入れたアイテムを手掛ける、今シーズンデビューしたばかりの英国ブランドから。シンプルなバイカラーのTシャツながら、船舶が使用する国際信号旗でも用いられる青×黄という華のある配色。1枚でキマるルックスとなったTシャツは、ボードショーツにもスラックスにもハマりそうだ。
ラクしてシャレて見える。
地中海生まれの「レナード プランク」のハット
イタリア・フィレンツェを拠点にするブランドからは、リラックス感漂うカーキのストローハットをピックアップ。デザイナー、レナード氏の故郷であるアルプス山脈・チロル地方の自然がモチーフのボタニカル柄や羽根のアクセントなどの洒落た意匠が秀逸なコチラは、CSケーススタディの別注品。
街で人気の日本ブランド×CS ケーススタディ×オーシャンズ
「海」がテーマの超限定コラボTシャツ、全貌公開!
春夏を気持ち良く過ごすために必要なものは、やっぱりTシャツ! ということで、CSケーススタディと、同店で人気の2つの日本ブランド、そしてオーシャンズで”海”がテーマのTシャツを考えた。その全貌はコチラ。超限定コラボアイテムは、全国の店舗で展開予定なので、要チェック!
「海×街」といえばハワイ!
で作った"オーシャンビュー"な「レミ レリーフ」別注Tシャツ
毎シーズン、ウィットに富んだイラストのアイテムを多く揃えるレミ レリーフ。そのどれもがヴィンテージ感ある仕上がりでどこかレトロサーフな雰囲気がいい感じ。ということで、ともに"シティとシーサイドでキマるモノ"を考えてきたCSケーススタディと我々は、スペシャルデザインを依頼。「海×街」から導いたハワイをテーマに、かの地の”オーシャンビュー”が描かれた3タイプを用意してもらった。海ではサーファーが波乗りを楽しみ、その奥にはダイヤモンドヘッドが。しかも横に並べるとひとつの”作品”となる仕組みだ。好みの1枚を選ぶも良し、全部揃えて日替わりで楽しむも良し。
カラバリは全5色。3柄を別色で揃えれば着こなしの幅はさらに広がるぞ!
ハワイに実際に広がる景色を表現したグラフィックは、陽気なサーフスタイルのインナーにバッチリだ。
最も賑やかなグラフィックの1枚をチョイス。気分なペールトーンのピンクは、定番のチノ色とも相性がいい。
ニッポンの天然素材を用いた、海カジに似合うリラックス仕様の
「ボトル」別注Tシャツ
日本特有の湿度の高い夏。そんな時季も心地良く過ごすための答えを、日本の伝統技術を用いたモノ作りを続けるブランド、ボトルが知っていた。京都で生まれ、地元で染め物の職人としても働いた異色の経歴を持つデザイナーからは、「江戸時代から伝わる京ちぢみは、独特の凹凸感があり、軽量でさらりとした肌触り。吸汗速乾性にも優れるこの素材を使ってTシャツを作りましょう」との提案が。であれば、海っぽく今っぽいリラックスシルエットで、見た目も気持ちもクールな一着を! と、出来上がったビッグサイジングなTシャツ。1枚でも、レイヤードしてもキマる、秀逸な仕上がりだ。
たっぷりとした身頃と袖回りの別注Tシャツを主役にした着こなし。リラックスしたシルエットながら、その上品な素材感と、長すぎないジャストな丈感で十分オトナっぽくキマるのだ。
ゆったりしたシルエットを活かし、ロンTを下から覗かせたストリート風な着こなし。ネイビー×白の合わせなら、清潔感もあって◎。
コットンセットアップにオリーブグリーンの別注Tシャツを合わせたコーディネイト。独特の凹凸感が着こなしに奥行きを与えてくれる。非常に柔らかい素材だから、インナーにしてももたつかない。
進化を続けるCS ケーススタディをチェック!
設立15周年を迎えたCSケーススタディ(
15周年スペシャルWEBサイトはコチラ)は、店舗のリニューアルを続々と実施中だ。例えばこの春、日本橋髙島屋店では、ボトムスのバリエーションもこれまでよりパワーアップし、広々としたフィッティングルームでゆったりとショッピングを楽しめるようになった。玉川髙島屋店は売り場面積を拡大し、ブランドのラインナップも充実。ジャケットなども多く揃えることで、”働く男”にも優しく進化した。そして、リニューアルを記念して玉川髙島屋店では、本ページのモデルでもある海男・三浦理志さんと本誌編集長によるトークショーを、4月29日(土・祝日)に開催! 2人が考える海と街でキマる着こなしとは? ぜひチェックして!
CS ケーススタディ×オーシャンズ
4月29日(土・祝日)
海男・三浦理志×本誌編集長・太田祐二のトークショー開催!
時間/14:30〜15:00
場所/玉川髙島屋 4F CSケーススタディ
住所/東京都世田谷区玉川3-17-1 4F
店舗営業/10:00~20:00 不定休
※玉川髙島屋の営業時間に準じて変更される場合があります
[CSケーススタディ ショップ一覧]
日本橋髙島屋店 03-3246-5719
新宿髙島屋店 03-5361-1826
玉川髙島屋店 03-3709-3111
横浜髙島屋店 045-313-8355 大阪髙島屋店 06-6631-9822
京都髙島屋店 075-252-7301渡辺修身=写真 川田真梨子=スタイリング 小林雄美=ヘアメイク