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2017.03.11

ファッション

夜道で前を歩いている女性に勘違いされないための対処法


皆さんも、経験があるだろうか?
「街角OSSANコラム」を最初から読む
駅から家に向かって歩いていて、たまたま前を歩く若い女性と同じ方向だった……なんてことが。
最初はいいのである。駅前などは明るいし人も多いので特に意識もせずにすむ。
しかし、住宅街に入り、同じ方向の人がひとり減り、またひとり減り……気が付くと私と女性だけになってしまう。
断言するが、私は女性の後を付けているわけではない。
たまたま方向が一緒なだけである。
なのに、何だろうか? この不審者扱いされてる感じは……。
時折、後ろを振り返り、私との距離感を確認している。
完全な誤解である。何とか誤解を解きたいがどうするべきか……。
このような状況のとき、まず皆さんが実践している方法は、 「追い抜く」または「先に行かせる」といった方法ではないだろうか?
実際私の周りも、この方法を取る人が多い。
とにかく誤解なのだから、追い抜いてしまえば状況は改善される。
こちらの歩く速度を落とし、先に行かせれば、必然的に距離が開き、状況は改善される。
しかし、これらの方法にはデメリットもある。
追い抜く方法は、追い抜くまでに女性に恐怖を与えてしまう。
先に行かせる方法は、女性側に怖さは与えないが、こちらが急いでいる場合には使えない。 では、ベストの方法とはなんなのだろか?
【ベストな対処法:電話をかける(振りでも可)】
私が提案したい解決法は、ずばり電話をしながら歩くことである。
どこかに電話をかけ、楽しそうに会話をしていれば、不審者とは思われにくい。
また女性側は「私を狙っているのでは?」という部分にもっとも恐怖を感じているそうだ。
電話をすることで、女性側に対して「あなたに注目していない」という意思表示をすることができるのである。
この際注意したいのは、会話の内容である。
不審者と勘違いされている場合、向こうは確実にこちらの情報を取りたがっているはずである。
ならば、会話は確実に聞かれていると思って話すべきである。
不審者と思われないためにも、「極度な下ネタ」や「暗い話題」は絶対に避けたい。
不審者の汚名が返上できても、人として嫌われてしまうのはまた違う意味で辛いものである。
ならば、どういう会話がベストなのか? なるべく明るい話題がベストである。
楽しかった旅行の話や、家族の話など「友人の多さや」「温かい家庭」などが連想される話とかがオススメである。
また、彼女との会話もオススメである。
電話越しに「星がキレイだね」などとロマンチックな雰囲気を作るのもいいかもしれない。
指輪を出し「今日は大事な話があるんだ……」とプロポーズを匂わせるのもありである。
さらに、オネェを装うという手もある。
「やっぱりガチムチ最強じゃない?」「自衛隊員に揉みくちゃにされたい」など、 女性に興味がないとわかる趣味を暴露するのもありである。
ただし、バレると危険なので、自信のない方はやめたほうがいい。
また適度に、趣味やバレても問題ない程度の個人情報なども入れるといいかもしれない。
なぜ、個人情報を話すのか? 大きな理由は、不審者なら個人の情報など絶対に言わないはずだし、それを言うことで潔白を証明できるから。
そしてもうひとつの理由が、この状況を、出会いの場にしてしまうという逆転の発想だ。
「昨日また渋谷の○○に行ったんだけどさ〜あそこいいよね〜」とか 「俺の名前○○って珍しい名前じゃん」とか自分の名前やよく行くお店の話など、 プライベートな情報を散りばめることで、人柄や好きなものなどで、相手の興味を引ける可能性もある。
こちらの会話を聞いて不審者ではないことに気が付いたとき、向こうには「申し訳ない」という負い目が生まれる。
この「負い目」を感じているうちに、こちらが普通のいい人であるという情報を投げ込むのだ。
普通の状態よりも、確実にいいイメージが付きやすいはずである。
【上級者向け対処法:子犬を抱く】
いくつかの条件が重なったときにのみ発動可能な、上級者向けの対処法も付け加えておく。
何もしなくても、抱いている子犬が圧倒的な安心感を与えてくれる。
動物を使う方法はほかにもあり、「捨て猫を拾う」や「肩に小鳥を乗せる」なども圧倒的な安心感しかないので効果的だ。
ただ、その動物を常に連れていなければならず、使い勝手は非常に悪いが、条件が整ったときの効果は抜群なので、念のため押さえておくのはいかがだろうか。
これでオッサンも安心して夜道を歩けるのではないだろうか。
文:ペル・ワジャフ准教授

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