ファッションの世界も本格的に2017年が幕開け。何よりもまず気になるのは、各ブランドの新作デニム。「あなたのDOTY(デニム・オブ・ザ・イヤー)はどれですか?」と聞かれても、その答えは十人十色。そこで、いろいろなタイプをピックアップ。いち早く集めた、珠玉の新作デニムを披露!
1.VALENTINO
「ヴァレンティノ」のデニムシャツ&パンツ
ユニセックスで展開する「ヴァレンティノ ロックスタッズ アンタイトル」ラインから。パンツではベルトに、シャツではポケットにあしらわれたブランドアイコンのスタッズがポイント。それより何より、セルビッジデニムに施された本格的なヴィンテージ加工や、美しいシルエットが存分に楽しめる。やっぱりモードなデニムは、格好いい。
2.A.P.C.
「アー・ペー・セー」のデニム
細身のテーパードモデルとなる「プチニュースタンダード」。リジッドデニムのイメージが強いブランドだけに、色落ちガッツリのストーンウォッシュは新鮮。とはいえ、持ち前のクリーンさは健在。
3.KAZUYUKI KUMAGAI
「カズユキクマガイ」のデニム
浅めの股上に対して腰回りにはゆとりがあって、裾に向かって緩やかに細くなるテーパードフィットのブラックデニム。背面に入ったダーツが、立体的で美しいヒップラインを演出してくれる。
4.MARKAWARE
「マーカウェア」のデニム
セルビッジに加え、尾錠の採用など、正統派を求めるアメカジ世代も納得の作り込み。淡色のユーズド加工も、ヴィンテージムードを盛り上げる。ワイドなシルエットもポイント。
5.LEVI’S
「リーバイス」のデニム
ブーツカットの代名詞「517」のなかでも、ジップフライやバータック補強を採用した1970年代のオレンジタブを再現。当時より股上が浅め&裾のフレアも控えめと、今の感覚にもマッチする。
6.NAISSANCE
「ネサーンス」のデニム
大胆なクラッシュの裏から覗くネルシャツの当て布がアクセントになったスキニーデニム。カート・コバーンよろしく、Tシャツ&コンバースでラフに合わせたい。
7.MINEDENIM
「マインデニム」のデニム
シルエットは美しくスタイリッシュ!さらに伸縮性もあるから着用感は良好。ヴィンテージからモードまで精通するスタイリスト、野口強さんの監修と聞いて思わず納得。
2017年のマイ・ベストはどうなるか。早くも楽しみになってこない? どのブランドもデニムに本気だ。だから新しいデニムはやめられない。ちなみに雑誌版OCEANS3月号では、他にもたくさんの新作を紹介中。お気に入りの一本を見つけて、新しい年を、新しいデニムで迎えてみては!