2021.06.16
ANNIVERSARY

三浦理志が「最高だった」と振り返る、食って!乗って!撮った!2つの海外取材

今年、創刊15周年を迎えたオーシャンズ。

その看板モデルであるユースケこと平山祐介さんと、マーシーこと三浦理志さんが編集部で語る、オーシャンズにまつわる四方山話。今回はマーシー編だ。

→ユースケ編はコチラ

「海外取材は楽しかったなぁ」と、今こそ思う

編集部 三浦さんがオーシャンズの仕事で最も印象に残っている企画は何ですか?

マーシー 仕事を通して海外に行けた企画かな。旅行もままならない今、余計にそう思います。

編集部 三浦さんは海外企画が多かったですよね。それに対して、かねてからYさんからは「贔屓だ!」といったクレームをいただいておりました。

マーシー え? Yさん? ……誰!? うーん、まったく心当たりがないですね。

ユースケ 俺だよ! ユースケのYだよ! いつも言ってたじゃん。絶対心当たりあっただろ!

マーシー (笑)。

編集部 三浦さんの海外出張が決まるたびに、ユースケさんからは編集部宛に貴重なご意見をいただいていたんです。

マーシー 貴重なご意見?

編集部 簡潔に言うと「三浦ばっかりズルい」。

マーシー 小さいぞ、ユースケ……。

ユースケ 違う! 「企画が偏っていないか?」という意見だ!

マーシー 意見とは思えない主張……。

ユースケ いや、「俺はいいけどYUSUKEがなんて言うかな?」ってことだよね。

マーシー それ、YAZAWAね(笑)。

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クイックシルバー総本山への表敬訪問

編集部 ハイ、話を進めしょう! では、ズラッと並んだバックナンバーを見て、三浦さんが特に印象深かった旅先はどこですか?

マーシー まずは、バスク!

直球の企画タイトル「マーシー、バスクを行く」。
直球の企画タイトル「マーシー、バスクを行く」。「オーシャンズ」2016年2月号

編集部 スペイン北部からフランス南西部にまたがるバスク地方ですね。2015年の10月初旬でしたよね、取材は。読者のみなさんへの説明も兼ねて、行った経緯を教えてください。

マーシー 目的地はパリから1時間のフライトを経て辿り着く、ビアリッツというビーチリゾートでした。バスク地方にあるこの場所には、世界的なサーフブランドであるクイックシルバーの本社があるんです。

「オーシャンズ」2016年2月号

編集部 つまり、目的はクイックシルバーの本拠地への表敬訪問。

マーシー はい。クイックシルバーのそもそものオリジンはオーストラリア。創業は1969年なんですが、その後、本社機能をカリフォルニアに移します。僕らがよく知るクイックシルバーは、ちょうどその頃=’90年代のイメージ。ブランドアイコンとしてケリー・スレーターが君臨していた時代です。そんなクイックシルバーは本拠地をビアリッツに移しんたんですね。

編集部 おおおお!さすが!知識がスゴい!バスクにはただ遊びに行ったわけじゃないんですね!

ユースケ おい、当時の記事を棒読みしてるだろ。

マーシー ユースケ、嫉妬はやめなさい(笑)。

編集部 ところで、ビアリッツはサーフィンもできるんですか?

マーシー もちろん! ビアリッツは欧州サーフィンの聖地。ビアリッツを軸にして、北方にあるホセゴー、南方のギタリー、そしてサン・セバスチャンには極上のサーフスポットが点在しています。

ユースケ ということは、もちろん……。

マーシー 撮影もしなくちゃいけなかったから、仕方なく、バスクの波、乗っちゃいました! 

マーシーが波乗りした証拠写真も残っていますね。「オーシャンズ」2016年2月号

ユースケ 仕方なくないだろ! というか、バスクは食事も美味しいでしょ?

マーシー うん。ワインも。もう、最高でした♡

ユースケ ふーーーーーん。

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食った、乗った、撮った。全部やったイタリア出張

編集部 ユースケさんの視線が痛いので、そろそろ次の国へ。

マーシー 次は、イタリアですね。

2017年10月号の「なぜだかイタリアものに心ぐらり」。
2017年10月号の「なぜだかイタリアものに心ぐらり」。

編集部 オーシャンズがイタリアをテーマにした特集「なぜだかイタリアものに心ぐらり」ですね。どのあたりを訪れたんでしょうか?

マーシー ミラノから、中部のフィレンツェ、そしてアルバ・アドリアティカです。

ユースケ また、楽しいコトしたの?

マーシー もちろん(笑)。とにかく飯が美味くて、人生でいちばん食ったかもしれない。

美味い(Buono!)ポーズしてますね。「オーシャンズ」2017年10月号

編集部 イタリアといえば美食の国ですもんね。

マーシー そうだね。フィレンツェではボリュームのある見事なTボーンステーキも食べたけど、感動したのは、地元のレストランのいわゆる郷土料理。茹でたアスパラにレモンを絞っただけのものや、トマトとモッツァレラのカプレーゼ……普通の料理がマジで美味かった!

三浦理志さんがイタリアで食べたもの
ページ右下にTボーンステーキ、左下にアスパラ。よく食べましたなぁ。「オーシャンズ」2017年10月号

編集部 飯・飯・飯。マーシーさんの感動は誌面からも伝わってきます。でも、ちゃんとモデルとしての仕事もしてましたもんね。

マーシー もちろん! イタリアの街中でたくさん撮影した。それも思い出に残ってますよ。大変だったなぁ(しみじみ)。

ファッションの街でもあるミラノでのファッションストーリー。「オーシャンズ」2017年10月号

編集部 ということは、さすがにこのときは海に入る時間はなかった?

マーシー いや、それが……。

ユースケ まさか!?

マーシー 予定日より前乗りして、イタリアの波にも乗りました!

ユースケ マジか⁉︎

マーシー いっちょサーフィンしよう!って。訪れたのは、トルトレートという街。本当に綺麗なビーチがあって。そこに2日間滞在したかな。

編集部 ググッてみましたけど、めちゃくちゃキレイなビーチですね。これは羨ましい!

三浦理志さんがミラノでバイクに乗っていた
サーフボードだけでなくバイクにも乗っていたマーシー。「オーシャンズ」2017年10月号

マーシー 地元のサーフショップで板を借りて。

ユースケ で、どうだったのよ、波は?

マーシー 波は腰〜腹くらいのスモールウェーブだった。でも……。

編集部 でも?

マーシー 最高♡

ユースケ ふーーーーーーん。

 

三浦さんがオーシャンズに登場して10年超。いろんなことがあったけど、これだけは確実。

「楽しんで仕事する」ことは大切だ。

三浦さんの思い出に残っている企画を聞いて、そんなことを痛感した次第です。

 

安部毅=取材・文

# 三浦理志# 創刊15周年# 平山祐介
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