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2024.04.19

ライフ

自ら場所を開き、なりわいを生み出す。「gift_」の“ダブルローカル”という生き方



当記事は「FUTURE IS NOW」の提供記事です。元記事はこちら。

副業やパラレルワーク、ワーケーション、リモートワークなど、さまざまな働き方が出現している昨今。

これまでの「一つの仕事を長く続ける」「一生涯働く」に、「自分らしく働く」「より良く働く」も加わり、その価値観はさらに多様的に。そこで今回は、「働く」の解放をテーマに掲げ、「働く」について改めて考えていきます。

今回ご登場いただくのは、東京・清澄白河のギャラリーショップ&デザインスタジオ〈gift_lab〉と、新潟県十日町市のドミトリー&カフェ〈山ノ家〉という二つの拠点で活動するデザインユニット〈gift_〉の後藤寿和さんと池田史子さん。

いわゆる移住でもワーケーションでもなく、「愛すべき地元」として行き来しながら生活する「ダブルローカル」というライフスタイルを実践しています。複数の場で複数のなりわいを持つことは、二人にどんな影響を与えたのでしょうか。〈gift_lab〉を訪ねます。
gift_
後藤寿和さん(ごとう・としかず)と池田史子さん(いけだ・ふみこ)からなるデザインユニット。インテリアや家具のデザインを核とするライフスタイルデザインカンパニー〈IDÉE〉を経て、2005年より〈gift_〉として東京・恵比寿で活動開始。実験室兼小さな文化交流の場としてのギャラリーショップ〈gift_lab〉をオープン。後藤さんは空間や家具のデザイン、池田さんはプロジェクトのキュレーション、スタイリングなどを手掛け、共に広い意味での「場」「状況」づくりの企画と実践を行っている。2000年代初頭から「Tokyo Designers Block (TDB)」「Central East Tokyo(CET)」「DesignTide Tokyo」など、都市の隙間を同時多発的にギャラリーとして異化するプロジェクトに積極的に参画。東日本大震災後の2012年に、新潟の山間部、越後妻有エリアにカフェ&ドミトリー〈山ノ家〉を開業する。2014年に東京の拠点も清澄白河に移し、この二拠点でのダブルローカルライフを実践中。http://www.giftlab.jp/


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