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2024.04.14

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40歳以上、BMI値18.5未満=病気の死亡率が3倍!痩せ体型のデメリットを専門家が解説

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人の体型は食事や運動など、日々の生活で変化する。肥満気味だと、「さまざまな病気を発症するリスクがあるため、ダイエットしましょう」と言われがちだが、実は痩せ過ぎも危険らしい。

そこで今回は管理栄養士の豊永彩子さんに、痩せ体型の健康的なデメリットや対策について伺った。

話を聞いたのはこの人!

豊永彩子さん●管理栄養士。女性の体と心+食の研究家としてコミュニティ運営や商品の監修、講演などを行っている。2021年2月に著書「整う食事」を出版。Instagramや公式LINEでは体質改善を叶える情報を発信している。

豊永彩子さん●管理栄養士。女性の体と心+食の研究家としてコミュニティ運営や商品の監修、講演などを行っている。2021年2月に著書『整う食事』を出版。Instagramや公式LINEでは体質改善を叶える情報を発信している。

そもそもどこからが“痩せ体型”になるの?

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ーーそもそも痩せ体型とは、具体的にどんな人のことを指しているんですか?

一般的に、BMIが18.5未満の人は「痩せ体型(低体重)」に当てはまります(※日本肥満学会の基準)。

BMIとは身長と体重のバランスを表す数値で、算出方法は「体重(kg)÷身長の2乗(m)」。例えば、175cm、70kgの人は22.8ということになります。

BMI18.5以上〜25未満が普通体重で、25を超えると「肥満体型」と判断されます。統計的に最も病気になりにくいのがBMI22といわれています。

ーー体型はBMIで決まるのですね。

いえ、実はBMIだけではなく、体脂肪も関係しています。40歳〜59歳男性の標準体脂肪率は、18〜22%で、23%以上の場合は肥満の範囲です。

BMIが18.5以下でも体脂肪率が23%以上の方は「隠れ肥満」の可能性があるため、痩せ体型とは少し違ってきます。

体脂肪率は、家庭用のデジタル体重計で測れる場合があります。持っている方はチェックしてみてください。身体の水分量などで変動するため、“毎朝起きてトイレのあとすぐ測定”、といったように、同じタイミングでの測定がおすすめです。


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