腕時計の定番といえばダイバーズウォッチだろう。
防水性はもちろん耐震性、視認性などさまざまな機能が求められ、厳しい基準をクリアした一本は、アクティブになる夏にこそ相応しい存在だ。
EDOX エドックス
[ノースシー 1967 オートマティック ヒストリカル リミテッドエディション]
1960〜’70年代頃にかけて、石油ブームに沸くノルウェーの北海を舞台に活躍したダイバーたちにインスパイアされた新コレクション。
ダイヤル6時位置の「1967」は、ダイバーたちが深海に石油プラットフォームを設立した年に由来し、流形を強調したブロンズケースはノスタルジックな雰囲気を漂わす。
BLANCPAIN ブランパン
[フィフティ ファゾムス ノー ラディエーション]
ブランパンが1953年に発表した「フィフティ ファゾムス」は“ダイバーズウォッチの元祖”とも言われ、当時各国の軍隊がこぞって採用したことからもその信頼性の高さがうかがい知れる。
本作は1960年代にドイツ海軍の潜水戦闘部隊にも供給された、ダイヤルに「NO RADIATIONS(放射性物質不使用)」の表記が入る伝説的なモデルの復刻デザイン。ベゼルの目盛り、インデックス、針に塗布されたベージュオレンジのスーパールミノバもヴィンテージ感を加速させる。
OMEGA オメガ
[シーマスター ダイバー300M ブラック ブラック]
構成するすべてのパーツをブラック単色でまとめた挑戦的なダイバーズ。深海の暗闇を表現するため、ケースやダイヤル、リュウズにもブラックセラミックスを使用。
ダイバーズの生命線である視認性を確保するために重要なマーカーは暗闇で発光し、日中にはダークグレーに見えるよう工夫を凝らしている。
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