「ウェルネス&腕時計」特集 Vol.57
2021.07.22
WATCH

年間10本の限定時計で「IWC」が目指した、腕時計の至上命題との決着

繊細なヒゲゼンマイの往復運動が精度の核となる機械式時計にとって、外的な力に対していかに対抗するかは至上命題だ。

ここに真摯に取り組んだのが、「パイロット・ウォッチ」で名を馳せるIWC。実際、大きなGを受ける操縦士にとって看過できない問題だ。

腕時計の至上命題、ついに決着か?「IWC」が新作にて提示した“耐衝撃性への新回答”
[ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショックアブソーバーXPL]年間10本の限定生産。セラタニウムケース、44mm径、自動巻き。価格要問合わせ/IWC シャフハウゼン(IWC 0120-05-1868)

最新作で採用された「スプリング・プロテクト・システム」の勘所は、ダイヤル周辺部にも顔を覗かせている金色のカンチレバー・スプリング。

ムーブメントを中空で支える弾性の高い特殊素材パーツが、クッションの役割を果たし衝撃を吸収してくれるのだ。

8年以上もの年月をかけて実現させた独自の耐衝撃システムを搭載。セラミックスの傷つきにくさとチタニウムの軽量性および堅牢性を併せ持つ特殊素材セラタニウムをケースに採用する。マットブラックの近未来的な仕上げはクールに映る。

また、ムーブメント自体を軽量にカスタムし、バネにかかる負担も軽減。結果、3万G以上の加速度にも耐えるという。

本作は年間10本の限定品ゆえに争奪戦は必至だろう。

 

柴田 充、髙村将司、オオサワ系、まつあみ 靖、戸叶庸之=文

# IWC# パイロット・ウォッチ# 腕時計
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