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2020.09.18

時計

サーフィン、ダイビング、ヨット。海遊びがはかどる3本のオススメ時計

「趣味時計」とは……
今や時計は時間を知らせるためだけではなく、さまざまなシーンをサポートする多彩な機能を備えている。
特にマリンスポーツやレジャーにおいては、それぞれ特化した専用ツールとなり、腕に着けることで楽しさを倍増してくれるのだ。
今回紹介するのは海遊びに最適な時計。この3本のユニークな機能から、時計の新たな魅力や可能性に気付くはずだ。
 

for ダイバー
ファーブル・ルーバ/レイダー・バシィ120メモデプス

SSケース、手巻き、48mm径、200m防水。92万円/ファーブル・ルーバ(スイスプライムブランズ 03-4360-8669)
潜水中のダイバーが常に怠らないチェックポイントのひとつが水深だ。
ファーブル・ルーバの「バシィ」は、これを計る水深計(デプスゲージ)の機能を1968年に世界で初めて腕時計に搭載した。仕組みは、ケースバックの開口部からチャンバー内に水を取り込み、その水圧で合金幕が押し出され、これを機械式センサーが検知し水深表示へと変換する。
この革新的な機構を現代の技術でさらに磨きをかけた。

120mまで計ることのできる水深計を文字盤の外周に刻み、中央の青い針で表示する。深度の目盛りはスポーツダイバーの活動域である30mまでを明るいブルーで色分けし、とくに減圧停止時に重視される10mと5mを赤く表示するなど実用性を追求している。
また文字盤の3時位置には、潜水中の最大深度を記録するメモデプス機能を新たに追加し、4時位置のプッシュボタンでリセットする。浮上後のログブック記入もダイビングコンピュータに頼らずに済むのだ。


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