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2019.10.26

時計

仕事に遊びにお洒落に。セイコー プロスペックスは年中無休のハイパフォーマーだ

オーシャンズ世代のスタンダードであるダイバーズウォッチの主戦場は、決して夏のスポーツシーンだけではない。これからの季節、さまざまなライフスタイルに応じ、技術と洗練に磨きをかけた道具として男の愛着に応えるのだ。
腕時計「SBDC083」SSケース、45mm径、自動巻き。8万5000円/セイコープロスペックス(セイコーウオッチ 0120-061-012)、ニット2万2000円/トゥモローランド トリコ(トゥモローランド 0120-983-522)、デニム1万6800円/エストネーション 0120-503-971、スニーカーは私物

超汎用性を実現するセイコー プロスペックスのダイバーズ

日本にスキューバダイビングが紹介されたのは1953年といわれる。軍の海中特殊活動のために誕生したダイビングだが、戦後は民間に広まり、世界的なブームを呼んだのだ。このとき、潜水器材として不可欠だったのがダイバーズウォッチであり、それは海中での限られた時間を正確に把握することが命綱だったからだ。
超汎用性を実現するセイコー プロスペックスのダイバーズ
左から[SBDX025]SSケース、44.3mm径、自動巻き。32万円、[SBDC083]SSケース、45mm径、自動巻き。8万5000円、[SBDC063]SSケース、44mm径、自動巻き。9万円/すべてセイコー プロスペックス(セイコーウオッチ 0120-061-012)
こうした背景から1965年にセイコーが国産初の150m防水性能を備えたダイバーズを発表し、いよいよ日本でも本格的なダイバーズウォッチの時代が幕を開けた。既に ʼ50年代半ばにはダイバーズを発表していた世界のライバルに対し、時間差はあったものの、決して後塵を拝したわけではないだろう。さまざまな実証研究により、万全を期した結果であり、それは独自の技術を培い、多くのプロフェッショナルダイバーの信頼を得てきたことでも明らかだ。10振動の300m防水性能、外胴プロテクター、蛇腹式ウレタンベルトなど革新的な技術を数々生み出し、さらにその開発の規格は、ISO(国際標準化機構)やJIS(日本産業規格)のベースになり、世界をリードするまでに至った。
道具に求められるのは信頼性だ。それはダイバーズならなおさら。経験値を増すことでしか得られない知見を注ぎ、完成度を極める。それはただ新しさを求めるだけではない熟成進化であり、だからこそセイコー プロスペックスのダイバーズは正統であり、男の道具に相応しいのである。
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