https://oceans.tokyo.jp/watch/2019-0110-3/

作り手が時計に込めた思いは、ユニークなほど惹かれてしまうもので……

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時計に込められた作り手の思いは、100本あれば100通りあるだろう。デザイン、素材、機構、ストーリー……。小さなプロダクトに詰まった豊かな個性。それを噛み締めながら愛用してみると、時計の新たな一面に出会えるかもしれない。「知ればますます愛着が増す、腕時計の色とりどりなモノ語り」「経年変化するブルガリ! 時計は愛でるよりも使う方が面白いと改めて」に続く表現力の豊かな腕時計。

FAVRE-LEUBA
ファーブル・ルーバ/レイダー・シーキング

SSケース、41mm幅、自動巻き。19万5000円/スイスプライムブランズ 03-4360-8669

チビも大人も大満足するトレンディ&ヒストリカルな1本

写真を見てピンときた人は、パパの鑑といっていい。実は時計が重要なテーマとなる特撮テレビドラマ「仮面ライダージオウ」にて、我が家のチビのヒーローでもある主人公が着用するのがこの時計なのだ。一方で、1956年に登場したオリジナルモデルを踏襲した十四角形の風防リングやフルーテッドベゼルにレトロなダイヤルデザインと、当然大人を魅了するに足る1本でもある。


PARMIGIANI FLEURIER
パルミジャーニ・フルリエ/カルパグラフ クロノメーター

K18ローズゴールドケース、縦48.2×横40.4mm、自動巻き。370万円/パルミジャーニ ・フルリエ 03-5413-5745

着けても、見ても魅了される優しく、美しいトノウ型ウォッチ

人間工学に基づき、腕元に装着した際に最適なバランスで重みがかかるように設計されたトノウ型ケースが特徴の「カルパ」コレクション。そして、均整の取れた流麗なフォルムは、黄金比によるもの。したがって目にした誰もが「美しい!」と感じる仕上がりとなっているのだ。またこのケースへすっぽり収まるように自社開発された、COSC認定自動巻き一体型クロノグラフ、キャリバーPF362など、ミシェル・パルミジャーニ氏の時計師としての技が随所に見て取れる。


GUCCI
グッチ/グッチ ダイヴ

SSケース、40mm径、クオーツ。17万4000円/ラグジュアリー・タイムピーシズ ジャパン 03-5766-2030

圧倒的なインパクトで“ミケーレ的”オフバランスを体現

海で戦う男のための道具であるダイバーズも、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレの手に掛かればこのとおり。200m防水性能や逆回転防止ベゼルで道具としての機能を担保しながら、お馴染みのキャットヘッドを文字盤に描く。狙い澄ましたオフバランス。この遊び心に思わず潜水、いや心酔してしまう。


LOCMAN
ロックマン/ロックマン ドゥカティ

世界限定3000本。SS×チタン(ブラックPVD加工)ケース、縦50×横38mm、クオーツ。14万円/ロックマン ジャパン 03-6264-5552

アグレッシブでエレガント、二律背反の伊達な時計

速さを求める一方、洗練された外見をも尊ぶ。そんなイタリアのモータースポーツ・メーカー、ドゥカティとの共作では、疾走感を伝えるカーボンダイヤルとスリムで洗練されたトノウ型ケースが見事に融合。316Lスティールをケースに、チタンをケースバックに採用して軽量かつ耐久性に優れる。


RESERVOIR
レゼルボワール/ロングブリッジ ブリティッシュ レーシング

SSケース、39mm径、自動巻き。49万5000円/一新時計 03-6854-5802

レトログラードの分針がスピードメーターを想起

時針はなく、6時位置の窓にジャンピングアワーで表示する。そして分針は240度回転するレトログラード仕様。まさにスピードメーターを想起させるダイヤルで、創業者が無類の“計測機器マニア”というのも頷ける。また1960年代の英国のクラシックカーに着想を得た深みのあるグリーン文字盤にレトロな趣が漂う。


※本文中における素材の略称は以下のとおり。
SS=ステンレススチール、K18=18金

柴田 充、髙村将司、中村英俊、戸叶庸之=文

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