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2018.08.31

時計

スマートウォッチ「Fitbit Versa」は、むしろ運動嫌い向けだった?


オッサンの秘密兵器! 37.5歳に贈るハイパー・ガジェットVol.23

日々登場する最新ガジェット。かつて夢見たような機能が満載の製品があちこちで産声を上げている。ただメカ好きのオッサンといえど、昭和世代。なかなか対応しきれないのが事実……。そこで最近登場したハイパーな機能とともにオッサン向けの使い方をレクチャー。さあ、魅惑のテクノロジーの世界へご案内!
「37.5歳に贈るハイパー・ガジェット」を最初から読む
そろそろ健康には気を配りたいし、できればシェイプアップされたボディも手に入れたい。とはいえ、あんまり“やる気”を見せすぎるのもカッコ悪い気がするし……。なんて、複雑な思いを抱く40代にこそオススメしたいのが、多機能活動量計「Fitbit(フィットビット)」シリーズの流れを汲み、6月に発売されたスマートウォッチ「Fitbit Versa(フィットビット ヴァーサ)」(実勢価格:約2万5000円)だ。
フィットビットといえば、エクササイズやフィットネスに対する意識が高い “前のめり”な人御用達というイメージが強いが、実際のところはどうなのか。見た目から機能面まで、オッサン目線でレポートします。
 

外観は“チープカシオ”系。かなり豊富な文字盤のバリエが強みとなる

スマートウォッチ=時計と考えた場合、やはり気になるのはデザインだろう。角が丸い正方形(約35mm四方)のケースが特徴的なヴァーサ。似たような形状のApple Watch(アップル ウォッチ)に比べ、若干高級感では劣るものの、カジュアルやスポーティなファッションであれば、相性は悪くない。チープカシオ系ととらえれば、オッサンでも自然な“着こなし”ができそうだ。レザーやステンレスなどバンドのバリエーションが別売りで用意されているので、TPOに応じた着せ替えも楽しめる。

ファッション性という点で大きな魅力を感じたのは、文字盤の種類が豊富かつ、容易に変更が可能なところだ。デジタル、アナログ風はもちろん、スマートウォッチならではといえるユニークなデザインの文字盤が、何百種もアップロードされており、スマートフォンの設定画面から、自由に交換できるようになっている。
左・中央●自由に選ぶことができる文字盤デザイン、右●ヴァーサと連動したスマホの設定画面
自分のコンデションを常にチェックしていたいなら、心拍数や消費カロリーなどが表示されるタイプ、ファッション性を重視するならデザイン性の高いもの、というように目的にあわせて文字盤を選べるのは、かなり使いやすく感じた。


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