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2017.07.11

時計

クロノグラフの決定版。“原点”から生まれた“新作”の価値とは?

すべてにおいて、原点には欠くべからざる本質がある。 だからこそ時代が移り変わり進化したとしても、 原点からぶれてしまっては存在価値はない。
ブライトリングの最新作「クロノマット JSP」は ブランドのアイコニックピースとしての原点を見据え、 さらに魅力を増している。
威風堂々とした姿は刮目に値するのだ。

原点の魅力に現代の機能を加えた日本限定

「クロノマット JSP」 SSケース、44㎜径、自動巻き。 各83万円/ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011
極限への挑戦を想定し、1984年にイタリア空軍エアロバティックチームのために創案された「クロノマット」。フラッグシップとして、プロフェッショナルのための計器を標榜するブランドの名を改めて世界に知らしめた。以来、熟成進化を重ね、自社開発・製造のキャリバー01を搭載した現行モデルにいたる。
今年発表の最新作「クロノマット JSP」は原点に立ち戻り、シンボリックなライダータブを身に纏った。これは、パイロットがグローブをはめた手でも快適に操作できるように回転ベゼルに装着された4つの突起(ツメ)のことで、ネジで留められた15と45のパーツの位置を入れ替えればカウントダウンベゼルとしても使える独自機構だ。長らくフラットなものが採用されていただけに、往年のファンにとって待望の復活となった。
アワーマーカー付きのベゼルはツヤ消しのサテン仕上げが施され、美しいポリッシュ仕上げのケース&ブレスレットと対比して見事な風格をたたえる。70時間以上のロングパワーリザーブや24時間日付調整が可能なカレンダー、500m防水など性能や信頼性も現行モデルに準じた最新鋭だ。
ダイヤルカラーも黒・青・白の3色が揃ううえに、ブライトリングの魅力を知り尽くした日本企画の限定モデルというのも惹かれるではないか。旧きに固執はしない。だが原点は大切にする。そんな男の腕に威風堂々と映える時計なのである。
[問い合わせ]
ブライトリング・ジャパン
03-3436-0011
星 武志(エストレジャス)=写真 石川英治(Table Rock. Studio)=スタイリング 柴田 充=文

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