セイコーによる日本初のダイバーズウオッチが誕生して約50年。海を故郷にしながらも高い機能が評価され、ほどなく北極や南極、1970年には日本人のエベレスト初登頂に連れ出される。その後、今度はユニークなデザインが街からの支持を得てファッションピースとしての地位も確立、フィールドをさらに広げた。そんな歴史が育んだのは、現代に生きる男のあらゆる日常にフィットする懐の深さである。例えばこんなシーンで……。
子供とのアクティブな休日に
ダイビング時に邪魔にならないよう4時位置に付けられたリュウズは、子供とのアクティブな休日をサポート。動きを妨げないディテールが現代では意外なシーンで役に立つ。
ビシッ!とキメる仕事でも
重厚感のあるシルバーのブレスレットに、海が出自であることを示す逆回転防止ベゼル。意味のあるディテールと質感が導く精悍な顔付きが、スーツ姿をビシッ!と引き締める。
街へと繰り出すドライブで
ダイバーズウオッチらしい肉厚ケースは、カジュアル時でも確かな存在感を放つ。リュウズの位置によりハンドルを握る手が快適なのも、ドライブに連れ出したくなる理由。
旅の欠かせない相棒として
誰が言ったか、旅とは時間の中に身を委ねることらしい。だからこそ正確に時を刻む相棒が必要だ。海中での使用に最適化された高い視認性は、まさに旅のタイムキーパーとして相応しい。
大切な人と過ごす休日も
ビジネスでもカジュアルでも。シーンを問わず使える汎用性こそ、現代における「プロスペックス」の最大の武器。大切な誰かとの食事だとしても、その役割はしっかり果たしてくれる。
植村直己とエベレストの頂上に
セイコーダイバーズウオッチが国内初のメカニカルハイビート10振動300m防水に進化したのが1968年。この数値は当時の世界最高水準だった。その堅牢さは極地での使用に歓迎され、1970年には日本が世界に誇る冒険家・植村直己氏が本モデルを着用し、日本人初のエベレスト登頂に成功している。
世界初!チタンでダイバーズ革命
ダイバーズウオッチの新基軸を築いた革命的なモデルを発表。当時、加工困難とされたチタンを世界で初めてダイバーズウオッチのケースに採用。衝撃に強い「外胴プロテクター」構造など、外装だけでも23件の独自技術が盛り込まれている。
世界最高峰、1000m防水に到達
1983年には有人潜水調査船「しんかい2000」のテストで1000mを超える防水性能を記録。さらなる深みを目指し、1986年には、世界で初めて高硬度のセラミックス材をプロテクターとして外胴に用いた、世界最高峰を誇る1000m飽和潜水仕様のダイバーズウオッチを発売した。
伝説のダイバーと潜った500フィート
伝説的なプロダイバーがフリーダイビングで500フィート(152.5m)の世界新記録を樹立。腕にはセイコーのダイバーズウオッチが巻かれていた。ダイビングにおいて経過時間の確認は最優先事項。その精度が狂えば落命する可能性もあるなかで、彼はセイコーに身を預けたのだ。
深度3000mでも稼動を実証
調査船で海洋・深海を研究するJAMSTECの無人探査機「かいこう7000Ⅱ」に乗せた1000m飽和潜水用ダイバーズウオッチが、深度3000mを超えても稼動していることが確認された。その信頼性と技術は50年を経た今もなお進化を続ける。※すべての製品で同様の結果を保証するものではありません。資料提供:JAMSTEC
- Masayuki Shimizu(mili):Photo
- Masahide Takeuchi:Styling
- MASAYUKI(The VOICE):Hair Make-up
- 子供とのアクティブな休日に
ダウンジャケット34,000円/ラブ(ドナ 03-5799-6924)、帽子5,500円/オフィシャル プレイズ(ともにハンドイントゥリーショールーム 03-3796-0996)、パンツ35,000円/エンジニアド ガーメンツ×ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)
- ビシッ!とキメる仕事でも
スーツ165,000円/タリアトーレ、シャツ35,000円/アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ、タイ16,000円/フランコ バッシ、バッグ100,000円/フェリージ(すべてビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)、チーフ4,000円/フェアファクス(フェアファクスコレクティブ 03-3497-1281)