履き馴染むほどに愛着が湧くスニーカーだが、いかんともし難いのが“ニオイ問題”だ。
「玄関や外出先でなんか臭うと思ったら原因は自分のスニーカーだった」「家族に靴が臭いと言われる」など、問題は深刻。そこで、こんなユニークなアイテムの登場である。
1803年にパリで創業した老舗の総合美容専門店「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」が手掛けた、スプレー式フレングランス「オー・ジムナスティック」だ。
こちらのフレングランス、なんとおろしたてのスニーカーの香りを再現。新しいスニーカーを買って、箱を開けたときのあのワクワク感まで蘇ってくるような、爽やかな香りになっているというのだ。
使い方は簡単。軽くボトルを振ったら、まずはスニーカーから30cmほど離してスプレーを噴射。次にスニーカーの内側にも吹きかければ、まるで買ってきたばかりのようなスニーカーの香りになるってワケだ。
ポイントは、最新技術によって天然由来成分の香りをマイクロカプセル化していること。これにより、吹きかけたときはもちろん、ジョギングや買い物などで履いているうちに、少しずつ靴全体に香りが広がっていくという。
とはいえ、アルコール成分の入っていない水性ベースになっているから、むやみやたらに香りが広がりすぎる恐れもなし。
あくまでもさりげな〜く、新しいスニーカーのような香りを装ってくれるのだ。
これからは大事なスニーカーを履いたあとに、“シュッとひと吹き”を習慣づけてみてはいかがだろう。ただし、臭いがなくなったからといって、汚れていないわけではないので、手入れもお忘れなく。
[問い合わせ]ビュリージャパン 0120-09-1803
www.buly1803.com/jp/
林田順子=文