2021.10.22
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スニーカーなのに履けない、けど欲しくなる非売品「ムーンスター」のカラクリ

誰もが履けるベーシックなスニーカーって何だろう。

この問いに考えを巡らすとき、日本生まれの「ムーンスター」は外せない。だが、彼らがこの度発表したのは、誰も履けない一足。というのも……

ん、これは……?

こーんなに小っちゃくなっちゃったから!

通常サイズのスニーカーと並べるとミニチュアであると一目瞭然だが、こうしなければ本物と見紛うばかり出来栄えだ。

実はコレ、東京・銀座にあるムーンスターの旗艦店「ムーンスター ファクトリーギンザ」のオープン3周年を記念して作られた限定ノベルティ。ムーンスターのクラフツマンシップが遺憾無く発揮された一足である。

ムーンスター銀座旗艦店の詳細はこちら

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世界が認めるムーンスターの技術力

こちらが本物のスニーカー。「ローバスケット エフジー」各1万9800円/ムーンスター(ムーンスター ファクトリーギンザ 03-6263-2353)

まずは簡単に、ムーンスターについておさらいしてこう。

1873年に、久留米で創業した足袋専門店「つちやたび店」に端を発するムーンスター。大正時代に入ると、アメリカ製のキャンバススニーカーからヒントを経て、足底にゴムを貼り付けた地下足袋を開発。1925年にはスニーカーやゴム長靴の製造を開始し、人々の暮らしに寄り添う靴を幅広く手掛けてきた。

そんな彼らの専売特許ともいえるのが、ヴァルカナイズ製法だ。

これは、職人が手作業で、硫黄を混ぜた生ゴムのソールをアッパーにゴム糊で貼り合わせ、窯で熱と圧力をかける技術のこと。それによって、生ゴムと中に練り込まれた硫黄が化学反応を起こし、柔軟性と耐久性に優れたシューズが完成する。

丈夫で歩きやすいムーンスターのスニーカーは、こうした技術力の結晶といえる。

ムーンスターは現在も、ゴムの精錬やアッパーの裁断、縫製、ラストの製作や工場で使用する機械に至るまで、あらゆるものを社内でまかなう職人集団であり続けている。

今回ミニチュアスニーカーの元ネタとなった「ローバスケット エフジー」も、そんなクラフツマンシップに裏打ちされた名作だ。

レザーのアッパーとシューレースが上質な雰囲気を醸すオーセンティックな一足は、履けば履くほどしなやかに足に馴染み、味わい深い表情に変わっていく。

ローバスケット エフジーの詳細はこちら

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ムーンスターの職人技が光る、手のひらサイズの一足

本物のスニーカーのように、専用のボックスまで付いてくる。

さて話を戻すが、今回届いたミニチュア版「ローバスケット エフジー」は、ある意味で本物以上の職人技が光る一足だ。

驚くべきはその製法で、実際のスニーカーと同様、ソールとアッパーの圧着はヴァルカナイズ製法。とはいえサイズが小さい分、実物よりもさらに繊細な技術が必要であることは当然である。

手のひらサイズといえど手を抜かず、細部まで精巧に再現する姿勢には頭が下がる。

こちらは10月23日(土)より「ムーンスター ファクトリーギンザ」の店頭で、ローバスケット エフジーを購入した人のみゲットできる(※ムーンスター会員サービスへの登録と、購入ポイント1000ptの利用が必要)。数量限定のノベルティとなるので、お早めに!

ムーンスターの技術の結晶ともいえるミニチュアスニーカー。履けなくとも欲しくなる、そんな素晴らしい出来栄えの一足だ。

ミニチュアスニーカーの詳細はこちら

 

[問い合わせ]
ムーンスター ファクトリーギンザ
03-6263-2353
https://www.moonstar.co.jp/factoryginza

外山壮一=文

# ムーンスター# スニーカー# ミニチュア
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