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2021.02.19

ニュース

「ペットの防災セット、用意してますか?」NOなら現場の声が詰まったコレを

まもなく東日本大震災から丸10年。先日の大きな余震で再認識したが、この災害大国ではいつでも避難できるよう防災セットの常備が必要だ。
そして当然、避難には家族の一員であるペットも一緒である。
ということで、いざというときのためにオススメしたいのが、ペット用防災バッグ「BOUSAI GO BAG」。
BOUSAI GO BAG H21×W23×D7cm(セットサイズ) 5060円[税込]/たかくら新産業
BOUSAI GO BAG H21×W23×D7cm(セットサイズ) 5060円[税込]/たかくら新産業  https://takakura.co.jp
ペットやその周りの人が被災後の2〜3日を快適に乗り切れるよう、コンパクトに食品以外の7アイテムを詰め込んだBOUSAI GO BAG。その必要性を感じたペット業界6メーカーが結集して共同開発したのだという。
これまでもペットの避難用としての防災バッグは存在したが、とにかく嵩張るのが難点だった。避難時に問われるのは動きやすさ。そして避難後に必要なのは使いやすさ。実際の被災地での調査をもとに、必要な要素を反映したのがこのコンパクトなセットなのだ。
それではその中身を見ていこう。

まずは吸水性の高いマイクロファイバータオル。体を拭くのはもちろん、ペットが入ったケージの目隠し、毛布、敷物、人の膝掛け……と、何かと役に立つ。
タオルには紐も縫い付けられているので、工夫次第でかなりアレンジができそうだ。収納しやすいパッカブル仕様というのも◎。

避難時の大きな問題が汚物の処理。匂いの有無は快適に過ごせるかどうかの決定打にもなる。医療現場にも対応する本格スペックだから、うんちに限らず嘔吐物や生ゴミにもよし。
ゴミが廃棄できない間の救世主となる、魔法の袋である。

続いては迷子札とリード。迷子札はなんとQRコード付きで、行方不明になったペットを保護してくれた人とスマホを通じて直接やりとりできる、画期的なつくりになっている。
特許を取得した専用システムだというから、正に技術の進化によって得られる安心だ。
そして避難時はペットが離れてしまわないよう、リードは必須。同封のリードはサイズを問わず使用でき、カラバリはいずれも蛍光色のオレンジ、イエロー、グリーン。何色が入っているかは開けてからのお楽しみ。

こちらは四隅のホックをとめるだけで皿になる、折りたたみ式ウォータートレイ。ペットの食事や水飲みはもちろん、人間用に使うのだってあり。緊急時はとにかくあるものを何でも活かす。それがピンチを切り抜ける知恵でもあるのだ。
 
ほかにも消臭除菌スプレーや厚手の体拭きシートが入っており、アイテムによっては誰かとシェアして使えるのもうれしい。また、「より多くの人に届けたい」というメーカーの想いで、5個売れるたびに1個を災害時の支援物資として寄付しているのだという。
自分たちの防災セットの隙間に入るコンパクトサイズなので、“そのとき”がやってこないことを願いながら、持ち出し袋に忍ばせておこう。
 
[問い合わせ]
たかくら新産業
https://takakura.co.jp


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