2020.10.19
NEWS

何このリーバイス! 答えは、ここに詰まった5つの“J”を紐解けば見えてくる

柔術着とアートをミックスする――そんな斬新な発想でアートイベントを開催して注目を集めた格闘家、宇野 薫氏。

大盛況に終わった昨年に引き続き、今年も「カオルウノ柔術着アートエキシビション」が10月20(火)から開催される。

見どころは多々あれど、注目したいのは、さまざまな“J”が詰まったリーバイスの柔術着である。

「リサイクルデニム柔術着 Supported by Levi’s」(非売品)

柔術着をキャンバスに見立て、いろんなアーティストたちが独創的な表現を魅せるこのイベント。今年は刺繍作家の小菅くみ氏や、グラフィックアーティストの村上周氏らが作品を出展し、会場を彩る。

いずれも興味深い作品ばかりだが、とりわけリーバイスの柔術着はデニム好きな大人たちの心を三角締めするに違いない。

今回製作されたのは2着。そのうち1着はリーバイス社で回収したデニムのみを使用して製作。

格闘技界随一の洒落者として知られる宇野氏だが、ファッションに興味を持つキッカケとなったのはリーバイスのデニム。そんな愛するリーバイスとの共演は実にユニークな仕上がりを迎え、風合い豊かなデニム素材や胸や腿で主張する大きめのロゴが目を引く。

コンセプトは「SDGs」。日本語では“持続可能な開発目標”と訳されるが、要するに地球・自然環境の適切な保全を前提とした取り組みのことだ。

素材として使ったのはリーバイスストアで回収した不要なデニムと、東京・富ヶ谷にある古着屋「オキドキ(OKIDOKI)」のリペア用デニムである。

リーバイス原宿 フラッグシップストア「テーラーショップ」より提供されたカスタムワッペン。スペシャルじゃないか!

製作を担当したのはオキドキの杉本康之氏。業界人が絶大な信頼を寄せるデニムリペアの達人だ。

解体から組み上げまで、リーバイス社の長い歴史で培われたデザインやディティールを最大限に尊重。不要になったデニムたちが唯一無二の魅力を持つ柔術着へと変貌を遂げた。デニム好きであれば一見の価値アリ、である。

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“1点モノ”のアーティスト柔術着も見逃せない

刺繍作家の小菅くみ氏とグラフィックデザイナーの村上 周氏が手掛けた柔術着も要チェック。いずれも1点のみ販売される。

5万5000円/村上美術 03-5725-1210

上の写真は、小菅くみ氏が手掛けたモデル。中央には、宇野氏と愛犬の故スリンキー君をデザイン。

また「Challenge even if you fail」という言葉には、「たとえ失敗したとしても恐れずに立ち向かおう」というポジティブなメッセージを込めた。

5万5000円/村上美術 03-5725-1210

こちらは村上 周氏が手掛けたもの。両袖には「Slow is smooth, smooth is fast(ゆっくりやれば滑らかで、滑らかな動きは自ずと速い)」、腰には「Over and over again(繰り返し繰り返し)」という格言が。柔術スタイルの現れともいえるが、実は村上氏、柔術では宇野氏の弟子にあたるというのだから、その本気度も自ずと窺える。

イベントではほかにも、宇野氏がディレクターを務めるスポーツアパレルブランド、ワンハンドレッドアスレチックの新作をはじめ、アーティストや写真家らが手掛けたアイテムが展示、販売される。

 

日本(Japan)の柔道(Judo)をルーツに持つ柔術(Jiu-Juitsu)。その道着がジーンズ(Jeans)で作られ、持続可能(Jizoku-Kanou)性の大切さも訴える。

そんな5つの“J”が詰まった「闘うリーバイス」は残念ながら非売品。だが、見られる機会自体、かなりレア。気になる方は“滑らかに素早く”行動されたし。

 

[イベント概要]
Caol Uno Jiu-Jitsu Gi Art Exhibition
会期:2020年10月20日(火)〜11月3日(火・祝)
会場:ブリック&モルタル 中目黒店
住所:東京都目黒区中目黒 1-4-4
営業:12:00〜19:00
※10月25日(日)と11月1日(日)は休み
電話:03-6303-3300
https://caol-uno-exhibition.stores.jp

サテライト会場:ホーリーシット
住所:東京都世田谷区上馬1-16-9
営業時間:10:00〜20:00
不定休
電話:03-6450-9169
https://holyshit-store.com/

 

[問い合わせ]
村上美術
03-5725-1210

白柳ワサビ=文

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