OCEANS

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2020.08.20

ニュース

廃タイヤをリサイクルした「エコアルフ」のビーサンは、頑丈で歩きやすくてデザイン良し

今や海辺だけでなく、アスファルトの上にも活躍の場を広げたビーサン。
今夏も注目のコラボビーサンが多数発売中だが、今季日本初上陸を果たしたスペイン発のブランド「エコアルフ(ECOALF)」からは、夏らしいカラーを配した“だけじゃない”エコなビーサンが登場した。
全11色展開。「エコアルフ タイヤビーチサンダル」各4500円/エコアルフ(三陽商会 0120-340-460)
エコアルフは、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材で製造するブランド。
2009年の発足以来、ペットボトルやタイヤ、漁網などを独自の技術でリサイクルし、これまでに300種類以上もの生地を開発してきた。
また、海洋ゴミを回収・分別・再生し、製品として新たな命を与えるプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS(アップサイクリング ジ オーシャンズ)」を推進するなど、筋金入りのサステイナブルブランドである。
単色だけでなく、トングとのカラーコンビネーションが秀逸なモデルも。
このビーサンにももちろん、そんなブランド背景は共通している。なんとコレ、 “廃棄タイヤ”を再生利用して作られているのだ。
タイヤは廃棄コストが高いうえ、金属などの不純物が多く含まれているため、一般的にリサイクルが困難とされているが、エコアルフは約2年をかけて不純物を取り除く技術を開発。粉末にしたものを圧着材を使わずに熱で加工し、ビーサンの素材として再生利用できるようにした。
パッケージには、「“because there is no planet B”(第2の地球はないのだから)」というブランドメッセージが。
リサイクル素材と聞くと、品質劣化が懸念されるところだが、心配ご無用。
製造段階で不純物を完全に取り除いているうえ、もともとはタイヤ素材なので耐久性は抜群。適度に重量があって歩きやすい。
また、微粒子の段階でミックスしたバニラエッセンスの香りも魅力だ。
「湘南T-SITE」のショップでは、海洋ゴミをディスプレイした“ゴミタワー”などのインスタレーションを展示。
現在エコアルフは、神奈川県藤沢市にある「湘南T-SITE」で9月6日(日)まで、ポップアップストアを開催中。海洋ゴミや廃材を用いたオプジェを展示するほか、ペットボトルをリサイクルしたスニーカーやスイムウエアも展開している。
まだまだ続く夏の相棒に、ポップなカラーリングかつ耐久性も備えたエコなビーサンを取り入れてはいかが?
 
[問い合わせ]
三陽商会 カスタマーサポート
0120-340-460
https://ecoalf.jp



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