スペック、デザイン、ブランド――モノ選びにはいくつかの“基準”がある。ファッションやギアなど、身近なものなら自分のツボもわかるだろうが……じゃあ、家電なんかはどうか。
例えば、スピーカー。
よほど詳しくなければ、その基準はなかなか曖昧だろう。在宅時間が増え、音響まわりのアップグレードを考える機会も多くなったこのタイミングで、ついにフランスの本命音響メーカーが日本に初上陸を果たした。
その名は「ラ ボワット コンセプト」。高品質なインテリア性とサウンドが融合したオールインワン・オーディオブランドとして2008年に設立された。
開発者のひとりは、80年の歴史を誇るフランスの老舗音響メーカー「シアレ」の創業者の孫にあたる。そのDNAと特許技術、ノウハウは「ラ ボワット コンセプト」にも確かに宿っていた。
ハイスペック&ハイデザインのホンモノ志向
日本に上陸するスピーカーは3種。ひとつはブランドの“顔”にもなりそうなスピーカー「キューブ(CUBE)」。パッと見はコーヒーテーブル、でもその実力はホンモノだ。
シンプルでミニマルなデザインだが有線接続、Bluetoothの両方で接続が可能。特許技術「ワイドサウンド2.0」テクノロジーを組み込み、その音質は繊細かつド迫力。高級感がありながら、なんと100平米まで対応するパワーを誇る。
ボディで使われているのはバスク地方の天然木で、すべて職人たちの手作り。質感は滑らかで耐久性も高く、高級家具も驚きのクオリティ。実際にコーヒーテーブルとしても使用可能だ。最高の音質に身をゆだねながら一服……まさに至福の時間である。
レコードプレーヤー付きのハイグレードモデル
ハイグレードモデルの「LX-TT」は、オーシャンズ世代にうれしいレコードプレーヤー付き。音質は特許技術「ワイドサウンド3.0」のテクノロジーで、まるでライブ・オーケストラを聴いているような臨場感を実現。200平米に響き渡る驚異の馬力も備えた。
スピーカーは5カ所に内蔵。手前部分にミッドレンジ・スピーカーがふたつ、底面には低音ウーハーを組み込み、背面にはソフトでクリアなツイーターを2カ所に設置。ツイーターの音は壁に反射し、あらゆる場所によどみなくクリアに届く360度仕様だ。
日本上陸に備えよ! ちなみに車の利用推奨
「ラ ボワット コンセプト」のハイスペック&ハイデザインを手軽に味わいたいなら「PR/01」がオススメ。
やはりバスク地方の天然木製フレームを使用し、音響には開発研究に7年の月日をかけたという特許技術「アクティブ・プレッション・リフレックス」を採用。小柄でも本格派、Hi-Fiオーディオとしての実力は折り紙付きだ。
時代とともに技術は進化し、高性能であることはもはや当たり前になった。では、何を音響選びの基準とするか。フランス発の家電らしからぬ美しきスピーカーはひとつの模範解答を示してくれるはずだ。
日本デビューは7月15日(水)、二子玉川蔦屋家電、マスターウォール青山店などで販売が始まっている。まずは一度、リアル世界でホンモノに触れてみよう。帰りはきっと荷物が増えるので、見に行くのは車の利用をオススメする。
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