隣のオッサンは青いか?[ライフスタイル編] Vol.33
2020.07.12
LIFE STYLE

それでもこの夏、旅に出る? 30〜40代男性の夏休みの予定を聞いてみた

「隣のオッサンは青いか?」とは…… 

本当なら今年はオリンピックイヤー。この夏は世紀の祭典をこの目で見ようと東京旅行を計画していた人もいるだろうし、逆に人混みを避けて国内や海外のリゾートへ家族旅行を考えていた人もいるだろう。

しかし、新型コロナウイルス禍で状況は一変。海外旅行はできなくなり、国内の観光地への旅行も慎重に検討しなければならない状況。

実際のところ、みんなはどうする? そこで30〜40代男性にこの夏の予定を緊急アンケート。今年の夏休み、出かける? それともお籠もり?

約3割が夏休みの旅行やレジャーでの休暇を計画中

旅行イメージ写真

Q.この夏、家族で旅行やキャンプといったレジャーへ行く予定はありますか?
・ある 31%
・ない 69%

意外と言えば意外な結果。今回実施したアンケートは6月末時点。ちょうど6月19日に県外への移動自粛要請が緩和され、夏には政府がいわゆる「Go To Travel キャンペーン」というカタチで観光業やイベント業支援のための経済政策を準備しているという報道がされ始めた頃。この段階で3割ほどの人が家族でのレジャーや旅行を計画していたという。

しかし、7月に入って東京を中心に感染者が再び増加し、東京都が都外への不要不急の移動自粛を要請することになったため、現時点ではもう少し割合が減っているかも知れない。

まずは、「ない」と答えた人にその理由を聞いてみよう。

行かない理由の1位は「感染リスク」。さらに「夏休みが短い」「収入減」が主な理由

【感染が心配だから】
「感染のリスクがまだ高いので」(42歳・東京都)
「新型コロナの状況が読めないから」(43歳・東京都)
「新型コロナの感染が怖いから」(43歳・愛知県)

最も多かったのが、やはり「感染が心配」という声。実際、新型コロナが根絶されたわけではなく、無症状での感染を心配されるなかで不特定多数の人混みの中に入るのは、感染リスクも感染させてしまうリスクもある。

そもそも、予定していた宿泊先が再び営業自粛になるなんて可能性もなくはない。様子見も含めて、この夏はじっとしているという回答が多いのはうなずける。

【夏休みが短いから】
「子供の夏休みが短縮されるから」(39歳・広島県)
「子供たちの部活動の予定等、今現在わからないから予定を立てることができない」(44歳・富山県)
「家族の休みが合わないため」(45歳・神奈川県)

次に多かったのが、そもそも「夏休みが短い」という問題。そう、オーシャンズ読者には子供のいる親世代も多いわけだが、その観点でいえば自分の休み以上に緊急事態なのが、子供たちの夏休みなのだ。

この春、新型コロナの影響で全国的に授業が休校となったため、そのしわ寄せが夏休みの短縮という形で出てきている。地域によっては今年の夏休みが2週間以下という学校も。そうなれば、部活や学習塾など、子供たちのスケジュールも逼迫状態。

限られた期間となれば、親が合わせるのもいつも以上に難しくなる。今年の夏は旅行に行きたくても諦めざるを得ない、という家族も多いことだろう。

【お金を使えないから
「収入が減ったため」(42歳・岡山県)
「ボーナスがない」(35歳・千葉県)

さらに、新型コロナ禍で収入が減ってしまった人々も旅行でお金を使えない状況。

政府による1人10万円の定額給付金は、家族単位なら30~50万もの大金になることも考えられるが、それをレジャーに使える人と減った収入の補填に使わざるを得ない人もいる。

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それでもこの夏旅行に行く! 主な行き先は近場でキャンプ

キャンプイメージ写真

一方で、夏休みの旅行・レジャーを計画している人はどんな過ごし方をするのか? その答えからも堅実で慎重な計画をしていることが分かる。

「Go To Travel キャンペーンを利用したいものの、まだ感染リスクは残っているので、近場にキャンプや、マイナーな遊園地などに行きたいと思っている。予算は4人家族で10〜15万円に抑えたい」(35歳・愛知県)
「キャンプ。家族4人で3万円くらい」(38歳・東京都)
「人がなるべく来ないような山奥に家族と犬でキャンプに行く予定。予算は2万円ほど」(45歳・福岡県)

最も多かったのは、近場のキャンプ。近隣かついわゆる「3密」が避けられ、予算はミニマムに2〜3万円でも楽しめるのだから、こんな時期のレジャーには打ってつけだ。

もともとキャンプブームもあって、夏休みはキャンプと決めていた家族も多く、そういう意味では願い通りの夏休みを過ごせるという人もいるということだ。

「祖母と一緒に沖縄本島北部の民宿へ1泊に行く予定。ひとり7000円程度の予算」(43歳・沖縄県)
「近場の箱根に行きます。ゴールデンウィークや休日に自粛で出掛けなかったので、予算は気にしないで、気に入った旅館やホテルに宿泊します」(40歳・神奈川県)
「隣県で行きたいホテルが開いていれば行く予定。予算は4人家族で10万円ほど」(37歳・愛媛県)

次に多かったのが、近隣の宿泊メインの旅行。派手な観光地や人混みが多そうな施設は避けたいところ。それでも旅の非日常を味わいたいから、ホテルや民宿でゆっくり過ごすという計画だ。こうした「お籠り旅」や近隣で非日常を味わうマイクロツーリズムは、最近のトレンドでもある。これまで外出自粛で自宅に閉じ籠もっていたぶん、たまにはいつもと違う場所や部屋で過ごすだけでも十分リフレッシュできる。

刻一刻と変わる新型コロナウイルスの感染状況。これほど予定が立てづらい夏休みは一生のうちでもなかなかないだろう。そんななかで行く、行かないは自己判断。どちらにせよ、まずは感染防止対策と日々の体調管理に気をつけたいところだ。

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「隣のオッサンは青いか?」
酸いも甘いもかみ分けて、世の中のおおよそのことがわかった年代。けど、いまだにわからないのが、人の心。家族や友人に同僚、あるいは自分の心だって、イマイチ理解できないことは多々あるのだから難しい。そこで、世間に秘めたる胸の内を問う! タテマエはさておき、実際どう考えてます? 上に戻る 

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※調査対象:既婚の35〜45歳の男性100人

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