2020.05.18
LIFE STYLE

「故障せず月間600km走る男」に聞く、ランニングシューズの正しいメンテ術

革靴や愛用のスニーカーはお手入れするのに、ランニングシューズは……って人、多いはず。

でも、当然ながらランニングシューズにもメンテナンスは必要だ。

往年のベテランランナーも、運動不足解消にジョギングを始めたビギナー諸君も、走る前にまず、一読を。

 

ランシューメンテの重要性とは?

今回、ランシューのメンテ方法を伝授してくれるのは、「リーボックONE」ランニングアンバサダーの鳥光健二さん。ひと月に600km走破することを常とする、生粋の走り屋だ。

鳥光健二●フィットネスランニングを主宰する、人呼んで「故障せず月間600km走る男」。自分自身も現役選手としてトレーニングを続ける一方で指導者としても活動し、個人にあったトレーニング方法を組み立てて提案している。

「ランニング後は、体温と汗でシューズのなかは熱と湿気がこもっています。使用後のシューズをお手入れせず、放置していると、ソールの腐食や雑菌が増殖して臭いの原因にもなり、シューズの劣化を早めてしまいます。日々のメンテナンスがランシューを長持ちさせることにつながりますし、ランニングのパフォーマンスを上げてくれる手助けとなってくれるんです」。

なるほど。メンテナンスはシューズの実用性のアップにもつながるらしい。では、その気になる手入れや保管方法は?

NEXT PAGE /

使用後の保管方法のポイントはズバリ、乾燥と収納場所!

月間600km走る男によると、ランニング後の保管方法は次のとおりである。

①屋外を走って付着したチリやホコリなどの汚れを、柔らかい布などで拭って落とす。泥はブラシで優しくはらう。

②シューレースは緩め、足が入る部分を大きく開いて通気性をよくする。

③シュータンが出せる場合はめくって外に出す。これも通気性の確保が目的だ。

④インソールなどの取り出せる部分は、シューズとは別で乾燥させる。

⑤シューズ内に白い布や紙を詰めて型崩れを防ぎ、直射日光・高温多湿を避け、風通しのいい場所で乾燥させる。

●ポイント●
乾燥を急ごうとして直射日光に当ててしまうと、シューズの縮みやひび割れなどの痛みの原因となるため、陰干しが鉄則だ。自然乾燥が望ましいが、乾燥を急ぎたいときはドライヤーの「冷風(弱)」を使用するとよし。温風は厳禁だ! 下駄箱にしまう場合も、極力、湿気が留まりづらい上の段で保管しよう。除湿剤・防カビ剤などのセッティングもお忘れなく。

NEXT PAGE /

洗うときは「優しく手洗い」で!

さらに月間600km走る男によると、洗濯の方法にも決まりがあるとか。手順は以下のとおりである。

①シューレースやインソールなどをシューズ本体から外す。

②シューズ本体をぬるま湯にしっかり浸してから、「歯磨き粉」や「靴用洗剤」(中性洗剤でも可)で、歯ブラシや柔らかいブラシを使って軽く擦りながら洗う。

③シューレースはハンドソープなどで手揉み洗いがオススメ!

●ポイント●
刺激性の強い洗剤を選んでしまうと、色落ちや型崩れの原因となるため注意が必要だ。硬い毛のブラシを使ったり、強く擦ったりしても型崩れが起こりやすいでご注意を。インソールは基本的に洗わないが、汚れが気になる場合は、柔らかいブラシを使い、流水で優しく洗ってあげよう。

 

日頃からここまでしっかりお手入れしてるランナーは珍しいかもしれない。でも、シューズはランニングには絶対に欠かせない相棒である。感謝を込めて定期的にメンテナンスし、楽しいランニングライフを謳歌しよう!

 

原嶋鉄人=文 リーボック=取材協力

# スニーカー# メンテナンス# ランニング
更に読み込む