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2020.04.17

ライフ

「波乗りユーチューバー」は群雄割拠。勝利するチャンネルは?

将来の夢にユーチューバーを掲げる子供が現れて久しいが、「波乗りユーチューバー」も登場している。主な内容は、ゴープロでライディングを自撮りしたり、自身の観点からサーフボードなどのギアの特性を紹介するといったもの。
写真はチャンネル「Oceanpeople」を開設したプロサーファーの大橋海人。
テレビや雑誌に登場する場合はメディア側の論理で取り上げられることになるが、自らがメディアとなり、自らの視点で発信することで、映像には発信者のより強い個性とサーフィンの多様性が備わることになる。そして、まさにそこが面白さの源なのである。
ただデジタルだから「チャンネル登録者数」や「再生回数」という結果は如実に示される。この圧倒的なリアルと向き合うことができれば、従来のプロサーファーではなくてもスポンサー獲得などで稼げるのだが、淘汰の激しい世界ゆえ面白くなければ数字は上がらず、生き残ることはできない。
近年、「波乗りユーチューバー」は群雄割拠。はたしてこの戦国時代に勝利するチャンネルはどれか?
memo
以前にもコメディテイストのサーフムービー『SURF FOOD』など、作り手と被写体の関係が近く、サーフィンの多様な魅力を伝える映像作品はあった。しかしYouTubeの魅力は何といってもお手軽さ。息抜きがてらアクセスするだけで面白いサーフィン映像を観ることができる。
写真はチャンネル「Oceanpeople」を開設したプロサーファーの大橋海人。彼が頻繁に登場する「KumeBro’s」など“数を稼ぐ”チャンネルが増えている。

川名健太=写真 小山内 隆=編集・文


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