「インドアライフ充実術」とは…あちこちの美術館が臨時休館中。仕方がないとは言え、アート好きにとっては痛手である。ならば発想を転換し、自宅でアートを楽しむ方法を探してみよう。
例えば、こんなのはどう?
このフェルメールの名画は、ポスターや複製画ではない。「ミューラルキャンバス」という名の電子キャンバスである。「はいはい、そういうやつね」と高をくくる前に、ちょっと近づいて観てほしい。
あ、もうちょい近くでどうぞ。
この質感である。「よくあるデジタルサイネージ的なやつでしょ?」などと侮ってはいけない。
ミューラルキャンバスは、本物の絵画の筆使いや色彩を精緻に表現できるよう徹底的に研究を重ねた本格派。特許技術で作られたディスプレイは太陽や電気の光を反射せず、デジタル感はほぼ感じられない。
フェルメールの“ひび割れ具合”もリアルだが、印象派に顕著な筆のストロークなどは特に生々しくてイイ感じである。
ご覧の通り、ミューラルキャンバスは縦横対応。そのときの気分に合わせて、スマホアプリで簡単に絵を切り替えることもできる。
高性能のライトセンサーが搭載されているので、周囲の明るさに合わせ、もっとも美しい照度で表示されるのもうれしい。また、部屋が暗くなると自動で画面がオフになるので、就寝時にON・OFFの手間がかかることもない。
「アートのサブスク」がアーティスト支援にもなる!
いろんな分野で注目が集まっているサブスクだが、こちらもご多分に漏れず、である。
年間$69.95(約7500円)、または月額$8.95(約1000円)の「ミューラル メンバーシップ」に加入すると、3万を超えるアートコンテンツを自由にダウンロードして楽しめる。そのラインナップはダ・ヴィンチなどの歴史的な名画から現代アーティストの作品まで、実にバラエティ豊かだ。
しかも、現役アーティストの作品に関しては、収益の60%がアーティスト本人に還元されるシステムを採用。アート鑑賞がダイレクトにアーティスト支援につながる、まさにみんながハッピーになれる仕組みである。
メンバーシップに加入しなくても約30枚のサンプル絵画が初期登録されており、また、自分でダウンロードした画像や写真をアップロードして映すこともできる。サイズは27インチと21インチの2種類で、フレームカラーは4種類。
大富豪でもない限りフェルメールやゴッホを実際に買えるわけでもない。そう考えると、美術館も休館中の今、自宅でいつでも名画を楽しめるこのアイテムは十分ゲットする価値があると思うのだ。
インドアライフ充実術 何かと外出が厳しい時季だけど、見方を変えればピンチもチャンス。自宅でアクティブな休日を楽しむ、インドアライフのジュージツジュツをデンジュ。
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