左脳を刺激する! オッサンIT化計画 Vol.128
2020.03.11
LIFE STYLE

カギ探しに手間取らない。自宅のドアで“完全キーレスエントリー”を実現するスマートロック

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Qrio Lock

忙しく働く男たちの中には仕事を終えて家に戻った際、バッグや財布からカギを取り出しドアを開ける作業に、ちょっとしたストレスを感じた経験がある人も多いはず。

特に、家族の出迎えも期待できない深夜の帰宅時、一刻も早く家に入りたいのに、なかなかカギが見つからないという状態は、なんとも情けないものだろう。

そんなストレスをスマートに解消してくれるのが、今回紹介する「Qrio Lock(キュリオロック)」(2万5300円[税込])。連携するスマートフォンに反応し、自動的にカギの解錠を行ってくれる優れものだ。ガジェット好きのライターが、Qrio Lockの使い勝手をレポートする。

ドアの前に立つだけで、自動的にカギが開くハンズフリー解錠が魅力

近頃では一般家庭でも珍しい存在ではなくなった玄関のオートロック。カギを使わずとも、暗証番号を入力するだけでドアの開閉ができるほか、室内から施錠の状態を確認できるなど、利便性と防犯性の両方でメリットがあるものの、多くの場合解錠と施錠の操作は基本的に手動となるため、「カギの開け閉め」の面倒さ自体は、オートロック以前とあまり変わらないともいえる。

どうせなら自分の存在を検知して、ドアの前に立ったら自動的にカギを開けてくれるくらいのサービスがあってもいいのに、と思ったこともあるのではないだろうか。

Qrio Lock

そんな、わがまななニーズに応えてくれるのがキュリオロックなのである。

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解錠・施錠の管理もスマホで可能。動作のスピードも快適

形状を見ればわかるように、サムターン部に取り付けることでオートロック機能を付加する、というのがキュリオロックの基本機能だ。本体のほか、ドア枠に取り付けるタイプの開閉センサーも用意されており、解錠・施錠の操作だけでなく、ドアがしっかり閉まっているかどうかの検知も行ってくれる。

Qrio Lock

これだけなら従来のオートロック装置と同様だが、スマートフォンとの連携機能を備えているのがキュリオロックの大きな特徴。

しかも、専用アプリから解錠・施錠の操作が行えるのはもちろん、スマートフォンの位置情報を利用し、アプリを操作せずとも端末の位置に応じて解錠の操作を行う「ハンズフリー解錠」が利用できるのだ。

Qrio Lock

詳しく解説すれば、キュリオロックではGPSだけでなく、ビーコン通信という技術を併用することで、より正確に位置を割り出しているとのこと。そのため、他社のスマートロックよりも検知の精度が高いという。また解錠・施錠の動作も素早いそうだ。

他社のスマートロックを使ったことはないのだが、確かにドアに近づいた際の反応や、ドアが開くまでにかかる時間は、思っていたよりも短いと感じた。というか何よりも、バッグや財布からカギを取り出さず、自動的にロックが解除されるのって、かなりの未来感覚。ストレスフリーなのもさることながら、ギミックとしての面白さに魅力を感じてしまった。

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もちろん従来のカギも利用可能。導入前にドアの形状を確認しよう

もちろん、キュリオロックと連携できるスマートフォンは2台以上でもOK。「ゲスト(ハンズフリー解錠とリモート操作のみ)」、「マスター(すべての設定が可能)」というように、スマートフォンごとに権限を変えることもできるので、友人にも使ってもらいたい場合などに便利だ。

Qrio Lock

また、別売りの「Qrio Key」(4950円[税込])を利用すれば、スマートフォンがなくてもドアの開閉が可能に。ハンズフリー解錠には対応していないが、子供にスマートフォンを持たせていない家庭では、必要になるだろう。

Qrio Lock

ハンズフリー解錠が実現できるというだけでも、値段だけの価値があると思われるキュリオロックだが、導入を検討する前に注意しておきたい点もある。

第一の注意点は、すべてのタイプのドアに対応しているわけではないということ。キュリオロック本体を強力な両面テープで接着して設置するため、サムターン部や、ドア枠の形状によっては取り付けが不可能な場合もある。実は我が家の場合も、バリアフリー仕様のドアに改装したためか、正しく設置することができなかった(テストは応急処置を施した状態で行っている)。

購入してから取り付けできなかった、というのでは大変なので、気になる人は事前にメーカーに問い合わせをするか、製品サイトの「Qrio Lockをご購入の前に」を確認しておこう。

また、設置の問題に比べれば軽度かもしれないが、自宅から離れた場所からネット経由でキュリオロックの操作や動作確認をするためには、別売りの「Qrio Hub」(9680円[税込])が必要になる点にも注意しておきたいところだ。

念のためだが、スマートフォンの電池が切れてしまった、もしくはスマートフォンを紛失した場合でも、従来のカギを使えば解錠ができるのはいうまでもないこと。

帰宅時の些細なストレスを回避するためにも、ぜひ導入を検討してみてはいかがだろうか。

[問い合わせ]
キュリオロック
050-3171-7132
(受付時間:平日の10:00〜18:00 土・日・祝日は除く)
https://qrio.me/smartlock/

石井敏郎=文
1970年横浜市生まれ。Windows95発売時よりテクニカルライター&編集者として活動。現在はITのほか、音楽やファッション、フィジカル系の記事執筆を行っている。 

# Qrio Lock# オッサンIT化計画# スマートロック
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