左脳を刺激する! オッサンIT化計画 Vol.127
2020.03.04
LIFE STYLE

春はストレスを感じやすい。だから知りたい「睡眠の質」向上アプリ

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「春眠暁を覚えず」という故事成語が有名なため、睡眠に適した季節と思いがちな春。しかし冬から春への気候変動に加え、異動や新入社員の教育など、職場環境の変化によるストレスから、睡眠の質が下がってしまう人が増えるという説もある。責任ある立場にいる大人なら、眠れない春に悩まされた経験のある人もいるのではないだろうか。

そこで今回は、数多くのアプリを試してきた筆者が、そのなかから大人の男に適した、睡眠をサポートするものをまとめて紹介。

環境が変わるだけでなく、何かと雑務も増えるこの時期を、元気に乗り切るために、役立ててほしい。

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1:ベストなタイミングで起こしてくれるスマート目覚まし

睡眠に関する悩みや不満のなかでも特に大きいのが、スッキリとした目覚めを得られないことだろう。睡眠時間が短い、睡眠の質が低いなど、目覚めが悪い理由はいくつか考えられるが、それらを解消するのは、なかなか難しいもの。

そこで対策として考えられるのが、目覚めるタイミングの調整だ。「Sleep Cycle」(AndroidiOS)を使えば、スッキリと目覚めることができそうなタイミングにあわせて、アラームを鳴らすことができるようになる。

アプリ画面
「Sleep Cycle」(AndroidiOS
アプリ画面
基本機能だけでも便利だが、有料のプレミアム機能を利用すれば、自分の睡眠の傾向を分析し、改善に役立てることもできる。

使い方は普通の目覚ましアプリと同様だが、指定した時間帯のなかでアラームを鳴らすタイミングを、アプリ側で見計らってくれるのが最大の特徴。具体的には、寝返りやいびきといった睡眠時の挙動から睡眠のステージを判断し、起きやすいとされている「浅い眠り」になったところでアラームを鳴らしてくれる。

さらに、就寝時に心地良いサウンドを流してくれるなど、寝つきの良さを支援する機能のほか、睡眠の傾向を記録する機能が用意されているのも嬉しいところ。朝に弱いタイプの人には、特におすすめのアプリだ。

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2:快眠のさまたげになる「いびき」の軽減をサポート

いわゆる、眠りの質が低いという状態を招く原因はさまざまだが、自分でなかなか気が付かないのが「いびき」。寝室をともにするパートナーから指摘されても、いびきをかいていることを認めたくない、という男性も多いはずだ。

そこで使ってほしいのが、「いびきラボ」(AndroidiOS)。自分のいびきを可視化するだけでなく、原因を分析することで、軽減のヒントを得る効果も期待できるアプリだ。

アプリ画面
「いびきラボ」(AndroidiOS
アプリ画面
有料版にアップグレードすれば、いびきの履歴を参照し、傾向と対策を立てることもできるようになる。

スマートフォンのマイクを利用し、いびきの状況を記録。目が覚めた時点で、睡眠中のいびきの頻度や大きさを、グラフで確認することができるようになっている。もちろん、録音したいびきの音を聴くこともできる。

さらに、飲酒の有無や疲労度など、その日の状況を記録する機能も用意されているので、どんな条件でいびきがひどくなるのかを知ることも可能。自分のいびきで目が覚めたという経験がよくある人なら、睡眠の質向上のため、ぜひ役立ててほしい。

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3:入眠に適した環境づくりを、手軽に行える優れもの

心地良い眠りに就くために欠かせないのが、リラックスできる環境づくり。寝具を選んだりアロマを使ったりといった工夫も大切だが、男性のなかには、そうしたこだわりに少し抵抗を持つ人がいるかもしれない。

そこでおすすめしたいのが、アプリで手軽にリラックスできる環境づくりをサポートする「Relax Melodies」(AndroidiOS)だ。

アプリ画面
「Relax Melodies」(AndroidiOS
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布団に入るべきタイミングを教えてくれるリマインド機能も便利。お話を読み上げてくれるストーリーモードは、残念ながら英語のみの対応となっている。

気持ちをリラックスさせる効果が期待できるとされている「ホワイトノイズ」のほか、雨音や風の音といった自然音、物語の朗読音声など、心地よい眠りに役立つサウンドを50種類以上収録。

複数のサウンドを組みあわせるカスタマイズ機能も用意されているので、自分に適した環境づくりに役立てることができる。

サウンドだけでなく、安眠につながる瞑想やヨガを実践するための機能もあり。自分ひとりで使うのはもちろん、パートナーと一緒に活用し、心身ともに健康的な生活を目指してみるのも良いだろう。

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4:自分の睡眠について、真面目に考えたい人に最適

睡眠の質を向上させるために、もっとも大事なのは自分の「眠り」について知ること。

寝つきが悪いからといって、ついアルコールや市販の誘眠剤に頼ってしまう男性も多いようだが、根本的な改善を目指すなら、「睡眠日誌」(AndroidiOS)を活用し、睡眠と正面から向かいあってみるのも、ひとつの手段だ。

アプリ画面
「睡眠日誌」(AndroidiOS
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睡眠にまつわる知識がまとめられた「学習」のコンテンツは特に充実。知らなかった知識を、多数得ることができるだろう。

不眠治療の専門家の指導、協力のもとに製作されたというこのアプリ。不眠レベルの「チェック」、睡眠の「記録」、睡眠に関する「学習」という3つの角度から、睡眠の悩みを解消するために役立つ情報や知識が得られるようになっている。

睡眠時の状況や起床後の気分など、毎日入力すべき項目が結構あるため慣れるまでは面倒だが、記録が蓄積されるほど改善に役立つ知見も増えるので、ぜひ習慣化してほしいところ。本気で睡眠の質を向上させたいなら、試してみよう。

年齢を重ねるほど、その重要性を実感してしまうのが睡眠というもの。睡眠に特に大きな不満は感じていないという男性も、日中をよりアクティブに過ごしたいと思っているなら、今のうちにこれらのアプリを使っておいたほうが、よいかもしれない。

石井敏郎=文
1970年横浜市生まれ。Windows95発売時よりテクニカルライター&編集者として活動。現在はITのほか、音楽やファッション、フィジカル系の記事執筆を行っている。

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