カラダ笑う薬膳 Vol.6
2019.12.08
HEALTH

牡蠣・栗、食べるなら薬膳ver.で。年末のエナジーチャージに効くレシピ

いろんな曲がり角の37.5歳に、薬膳ママからツマミのレシピをお届け。旬な食材を使ったツマミをアテに、美味しくカラダを整えよ!

寒さも深まってきた今日この頃、少しペースダウンしたい時季だけど、あいにく年末に向かってフル回転。休む暇なんてありません。

そんな人のために、新年に向けてエナジーチャージできる2つの食材が「牡蠣」と「栗」。年末年始のパーティーでのもてなしにも良しな、ポイント高めな酒のアテと、〆のご飯の2品を紹介します。

 

ひと皿目「牡蠣のハーブスパイスオイル漬け、オン・ザ・たたみいわし」

ひと皿目「牡蠣のハーブスパイスオイル漬け、オン・ザ・たたみいわし」

生牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣のオイスターソース炒め……。牡蠣の美味しい季節がやってきました。牡蠣は、栄養価が高く、しかも低脂肪。薬膳的には、滋陰(【じいん】身体の中から潤す)効果や安神(【あんじん】不眠に効く)効果もあり、まさに忙しいオーシャンズ世代にぴったりの食材。

今回は、ハーブのタイムと島とうがらしを効かせたオイル漬けのレシピをご紹介します。

タイムには抗菌作用が強く酒酔いを防ぐ効果があり、島とうがらしの開胃(【かいい】胃の働きを正常にして食欲を促す)効果と合わせて胃腸の調子を整えてくれます。添えた大根おろしは消化によく、更に消食効果のあるサンザシの粉末をプラスして、年末年始の食べ過ぎ、飲み過ぎの助っ人になってくれること間違いなし。

さらに、牡蠣と同様に不眠や目の疲れにも良いたたみいわしを下に敷いて、盤石の体制の盛り付けです。

[材料]2人分
牡蠣 6個(小さめなら8個くらい)
たたみいわし 2枚
オリーブオイル(漬け込み用) 200ml
大根 100g
タイム 枝付き2本
島とうがらし(青唐辛子でもよい) 2本
サンザシ(粉末) 小さじ1
オリーブオイル(炒め用) 適量
醤油 約小さじ1
[作り方]
 牡蠣は塩水を入れたボールで、ふり洗いして汚れをとり、真水でサッと洗いざるにあげる。
② フライパンにオリーブオイルをひき、の牡蠣を入れサッと火を通す程度に焼く。
③ オリーブオイルに島とうがらしを小口切りにしたものとタイムを枝つきのまま入れ、醤油を加える。
 の牡蠣をのオイルに1時間ほど漬ける。
 たたみいわしを火でこんがり炙って盛付け皿にのせ、その上にの牡蠣を盛り付ける。
⑥ 大根はすりおろし、サンザシの粉末を混ぜ、牡蠣の脇に添えて完成!

 
オイル漬けの牡蠣は冷蔵庫で7日ほど保存できるので、多めに作って少しずつ食べるのもおすすめですよ。

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ふた皿目「栗と鶏肉の蓮の葉おこわ」

秋の代表的な食材である栗は、補腎(【ほじん】身体に元気を蓄える働き)効果抜群で足腰の衰えにもいいので、寒い冬にも定期的に食べていただきたい食材。
温中(【おんちゅう】お腹を温める)効果があり体力低下を補う鶏肉とあわせて、忙しい年末に向けて調整しましょう。もち米が入ったおこわのもちっとした食感が、すーっとした蓮の葉の香りにマッチして、一杯飲んだあとの〆にもぴったりです。

[材料]2人分
栗(甘露煮またはご飯用むき栗) 8個
鶏もも肉 100g
しめじ 50g
えのき 30g
うるち米 1合
もち米 1合
酒 30ml
みりん 30ml
醤油 大さじ1
水 200ml
蓮の葉(乾燥) 4枚[作り方]
① うるち米、もち米は研いでざるにあげておく。
② 鶏もも肉は1.5cm角に切り、しめじとえのきは石づきを取ってほぐす。
 鍋に水、酒、みりん、醤油を入れ火をかけ、の具材と栗を入れて、ひと煮立ちさせて味をつける。(ご飯と炊くので汁気は残す)
④ 炊飯器または鋳物ホーロー鍋に、の米との煮た具材(煮汁も)を合わせて炊き上げる。
 蓮の葉は半分に切ってを軽く湿らせ、その上に8等分にしたご飯をのせ包む。これを8個つくる。
⑥ セイロでを3〜5分くらい蒸し、蓮の葉の香りをつける。包みを開いて器に盛り付けたら出来上がり!

 

もし、蓮の葉が手に入らなければ、炊きあがったのおこわをそのまま器に盛り付けて(写真上参照)召し上がってください。

[薬膳ママからひと言]
最後に、冬の養生法を。冬はエネルギーを体内に溜め込もうとします。あまり動き回って「気」を消耗しない方がいい季節です。今回ご紹介した「腎」をパワーアップさせる食材を摂って、ゆっくりお風呂に入って、たっぷり睡眠。身体を冷やさないようにしてくださいね。
ママの「おばんざい屋」編はこちら。

小池美枝=写真・文

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