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2019.08.04

たべる

たっぷり “バワンメラ” が決め手の「バリ風ゴーヤチャンプルー」


本誌看板モデルのマーシーこと三浦理志さんは、仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。そんな彼のリアルなライフスタイルから生まれたレシピを、ここに紹介しよう。


すっかり夏の定番野菜になったゴーヤ。濃〜い緑に独特の苦味がいいっすよねー。ゴーヤといえば、こないだバリにいったときに、たまたま入った店で食べたゴーヤチャンプルーがめちゃめちゃウマくて、滞在中にその店に通って作り方を教えてもらったんです。

インドネシア料理やタイ料理に欠かせないバワンメラ。三浦農園でも育てたい〜!


ポイントは、バワンメラっていう小さい赤玉ねぎがたっぷり入ってること。これは、ニンニクと玉ねぎを合わせたみたいな強い風味が特徴で、日本だとアジア食材の店で扱ってることが多い。手に入らなかったら、香味野菜のエシャロットでもOKだし、ニンニクを増やして玉ねぎを加えてもいいです。

あっ、生の唐辛子も忘れずに。夏も盛りになると青いのだけじゃなくて赤いのも出回るから、ぜひ両方を生で使ってみて。

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【今回のメニュー】
バリ風ゴーヤチャンプルー

バリ風ゴーヤチャンプルー

【材料】※2人前

ゴーヤ 1本
鶏ひき肉 150g
バワンメラ 5〜7個
(またはエシャロット 1〜2個)
ニンニク 1片
青唐辛子(生) 1本
赤唐辛子(生) 1〜2本
卵 2個
パクチー 適量
オリーブオイル 大さじ2

【A(合わせ調味料)】
酒 大さじ1
オイスターソース 小さじ1
砂糖 ひとつまみ
塩 少々
コショウ 少々




【作り方】
◆1
ゴーヤは縦半分に切り、種とワタをスプーンで取り除いてから、ごく薄くスライスする。

ゴーヤは炒め物用にしては薄切りに。さっと炒めてシャキシャキに仕上げます。


青唐辛子は小口切りに、赤唐辛子は斜め切りにする。



バワンメラとニンニクは小さく乱切りにする。

小さいほうがバワンメラ(タイだとホムデン)、大きいほうがヨーロッパのエシャロット。ちなみに、白く細長いラッキョウみたいなものは、まったく別物のエシャ“レ”ットである。


◆2
フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニクとバワンメラを入れてから中火にかける。



香りが立って焦げ色がついてきたら、鶏ひき肉を入れ、ほぐしながら色が変わるまで炒める。

香味野菜は、こんなふうに軽く焦げ色をつけたほうが、コクが出てウマーシー!


◆3
ゴーヤと赤・青唐辛子を加え、さらに炒める。



ゴーヤに軽く火が通ったら、合わせておいたAを入れて混ぜ、塩・コショウで味を調える。

手際良く仕上げるために、合わせ調味料を作っておきます。


◆4
溶いた卵を回し入れ、ざっと混ぜる。卵に火が通ったら、器に盛り付け、パクチーを散らして、完成!



[三浦理志 プロフィール]
オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。



三浦理志=料理 渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング 川瀬佐千子=編集・文

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