左脳を刺激する! オッサンIT化計画 Vol.89
2019.07.16
LIFE STYLE

Google のディスプレイ付きスマートスピーカーは、いろんな意味で丁度良い

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グーグルネストハブ

2019年6月に、待望の国内販売が開始された「Google Nest Hub(グーグルネストハブ)」(1万5120円[税込])。話しかけるだけでさまざまな情報が得られるほか、対応家電の操作などを行えるスマートスピーカーの中でも、昨今のトレンドとなっている「ディスプレイ付き」の新製品だ。

すでに活用している人はもちろん、今年こそスマートスピーカー体験をしてみたいと願う諸兄にもオススメできる、グーグルネストハブの魅力をレポートしよう。


この機能だけでも推せる! 充実のフォトフレーム機能

大画面スマートフォンよりひと回り大きな7インチのタッチスクリーンを備えたグーグルネストハブ。パッと見の第一印象は、海外ではごく一般的な家電となっている、デジタルフォトフレームそのものだ。

ネストハブ
画像提供:Google

実際、スタンバイ時にはデジタルフォトフレームとして機能するようになっており、Googleの写真や動画を管理できるストレージサービス『Googleフォト』(AndroidiOS)を利用している場合は、セットアップ後すぐに、保存されている写真をスライドショーのように表示することができる。

もちろん、保存された写真を表示するだけではない。フォトフレームとして活用する際、特に便利なのがGoogle ならではのスムーズな検索機能だ。

ネストハブ
例えば「OK Google, 犬の写真を見せて」とグーグルネストハブに声をかければ、該当する犬の写真たちを表示してくれる。
ネストハブ
「次の写真」、「次の写真」というように、スライドショーの操作も音声で可能だ。もちろん、画面をタッチすることでも操作できる。

人物やシーンなどさまざまなキーワードを使い写真を表示できるので、家族との旅行の想い出を振り返ることだって、とても簡単。使ってみるまでは、正直待ち受け画面機能程度にしか考えていなかったのだが、想像以上に楽しめた。『Googleフォト』ユーザーで、多くの写真を保存している人なら、これだけでもグーグルネストハブを購入する価値があるかもしれない。

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YouTube や経路検索など、Google ならではのサービスも利用可能

グーグルが提供する各種のサービスに対応した「ディスプレイ付き」スマートスピーカーとしてのメリットは、これだけではない。

競合製品となるAmazonの「Echo Show」シリーズと比べた場合、最大のアドバンテージとなるのは、やはりYouTube の動画が視聴できることだろう。写真の場合と同様に、例えば「猫の動画を再生して」と話しかければ、該当するYouTube のオススメ動画の候補が表示される。

ネストハブ
「2番目の動画を再生して」というように、観たい動画を指定することも可能。最新ニュースも動画でチェックできる。

『Google カレンダー』(AndroidiOS)に登録された予定を、画面表示とともに読み上げてくれるのも、アクティブに動く男たちにとってかなり便利な機能だ。

ネストハブ
予定の確認だけではなく、音声による予定やリマインダーの登録も行えるので、ベッドサイドに設置すれば、寝ながら思い出した用事を登録することも可能だ。

ネストハブ

『Google マップ』の経路検索が利用できるのも、Google アシスタントに対応したスマートスピーカーならでは。検索結果画面の「運転経路」ボタンをタップすると、自動車での経路に切り替わる。

ネストハブ

スマートフォンの画面を表示させるキャスト機能にも対応。ちょっと大きな画面でゲームなどのサービスを利用したい場合に、とても便利だ。

ちなみに、すべての製品を比較したわけではないので、あくまで個人的な感想になってしまうのだが、Google 製品を含め、これまでに使ったことがあるスマートスピーカーの中では、グーグルネストハブの音声認識能力は特に優秀かもしれない。

本体と向き合わず、寝ながらの状態でも、かなりの精度で音声を聴き取ってくれたし、離れた場所からの呼びかけにも、思いのほか答えてくれた。

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価格、サイズ、そして機能を含め最初の一台として最適

その他にも天気予報や星占いなど、スマートスピーカーでできそうなことには、当たり前のことだが対応している。

歌を歌ったり、簡単な質問に答えたりすることもできるので、子供の遊び相手としての活躍も大いに期待できるグーグルネストハブ。対応する家電、または家電コントローラーと連携させれば、スマートホームのセンターとしても利用できる。

ネストハブ
画像提供:Google

1週間ほどの試用で感じた、グーグルネストハブに対するオッサン的目線での評価は、価格や画面サイズ、そして機能のすべてにおける“丁度良さ”だ。

特に7インチモニターは、見た目が邪魔にならずに適度な情報を得られるサイズ感として、かなり絶妙な線をついていると感じた。

周囲の明るさに応じて輝度を自動調整する機能がよくできており、ベッドサイドに置いた場合、安眠の邪魔になりにくい点も、睡眠にこだわりたい我々にとって“丁度良い”うれしさといえる。YouTube が視聴できるほか、スケジュールや経路検索も容易なため、オンオフ両面での使用感も、働く男にとってバランスが良いところだろう。

すでにスマートスピーカーを活用している人ならわかると思うが「ディスプレイなし」の製品は、使っていくうちにほぼ音声リモコンのような存在になりがち。

それはそれで構わないのだが、対して「ディスプレイ付き」のスマートスピーカーは、ディスプレイと向き合いあれこれ“対話”したくなる、コンパニオン性が高い存在として楽しめる要素がある。

ネストハブ

もし、これから初めてのスマートスピーカーを選ぶなら、グーグルネストハブはまさに第一候補となり得る選択肢。「ディスプレイ付き」ならではの愉しさを、ぜひ享受してほしい。


石井敏郎=撮影・文

# オッサンIT化計画# グーグル# スマートスピーカー# ネストハブ
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