連載「隣のオッサンは青いか?」を読む共に人生を歩むことを決めた、あの日。夫婦としてのスタートだった結婚記念日は、いつまでもふたりにとって特別な日であるはずだった。
……が、既婚男女200人に結婚記念日に関するアンケートを取ったところ、意外な結果に。
約6割の夫婦が結婚記念日を「祝っていない」
●結婚記念日を祝っていますか?・毎年祝っている 43.5%
・昔は祝っていたが、止めてしまった 26.5%
・祝ったことがない 30.0%
かつて一大イベントであったはずの結婚記念日だが、「毎年祝っている」と答えた人は4割にとどまった。よく「結婚記念日を忘れて妻に怒られた」などという話も聞くが、マメに祝う夫婦のほうが少数派なのだ。
対して「昔は祝っていた」と回答した人が3割近くいる点を見ると、次第に夫婦間で恒例行事ではなくなっていったということがわかる。
しかし、なぜ大事なイベントを祝わなくなったのだろうか? 「昔は祝っていたが、止めてしまった」という人たちに、さらに詳しい事情を聞いてみた。
ほとんどの人が、記念日を祝うのは「結婚5年目まで」
●結婚記念日は何年目まで祝っていましたか?・1~5年目 68%(53人中36人)
・6年目~10年目 24.5%(53人中13人)
・11年目以降 7.5%(53人中4人)
いつまで記念日を祝っていたのかという質問だが、最も多かった回答は「5年目」で、37.7%という圧倒的な数字だった。そして全体的に見ても、祝っていたのは結婚1~5年目の期間、という人が7割近く。5年というのは、夫婦に変化が訪れやすい数字なのだろうか。
結婚後いくばくも経たずに祝うことを止めた夫婦が多いとわかったが、なぜ途中で祝うことがなくなったのだろう? 止めたとされる理由を、具体的に見てみよう。
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