Good Packing Guy Vol.25
2019.04.18
LIFE STYLE

手ぶらを実現する秀逸アイデア!BBQマスターの気が利くパッキング術

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本格的なアウトドアシーズン目前。4月末からは大型連休がスタートし、旅行はもちろん家族や友人と一緒に外遊びにチャレンジしたいと計画している人もいるのでは? なかでも最近の、設備の整った場所でのBBQは、胸躍る恰好のアクティビティだ。

とはいえ、BBQのときは何を持っていくと便利なのか? どんなパッキングが優秀なのか? ビギナーには意外とわからないことだらけ。そこで、アウトドアラバーのパッキングを拝見!

キーワードとして浮かび上がったのは、「整理整頓」と「手ぶら」のためのアイテム選び。これでBBQもスマートなパッキングで参加できるかもしれない!

谷端さん

今回登場してくれた趣味人は、バッグをメインに取り扱う「UNBY GENERAL GOODS STORE(アンバイジェネラルグッズストア)」で店長を務める谷端慎一さん。

アンバイジェネラルグッズストアは、バッグブランドの「AS2OV(アッソブ)」と「WISCE(ワイス)」でのオリジナルバッグの展開に留まらず、小物やアウトドアに関連する雑貨など、その中身まで提案してくれるライフスタイルショップ。

しかも、ミーティングをはじめとした社内行事が行われるのは、なんとキャンプ場で、全員テント泊。そんな外遊びの達人が集まる会社なのだ。

「休日は常に外に出かけていて、ほぼ家にいません」という外遊び好きな谷端さんは、家族で公園でのピクニックや友人家族と共にBBQへ行く機会が多い。そこで、BBQを楽しく過ごすために持っていくというパッキングアイテムを見させてもらった。

ギア一覧

BBQの達人のマストハブ! “気が利く”パッキングアイテムの全容

中身を広げてみると、荷物は多め。「BBQは最低でも10名、最高で20名の規模。地元・長野の河川敷や自宅近くの公園やキャンプ場でコテージを借りて楽しむことが多いです」。

パーソナルスペースを確保するための折り畳みチェアや、炭起こしから調理中まで必須になるエプロンなど比較的大きめのギアもありつつ、毎日持ち歩くフリスクや携帯灰皿、充電器などのガジェットといった小物までさまざま。

グローブなど

その中でもBBQに欠かせないのが、タオル、虫除けスプレー、グローブだ。子供も一緒に楽しむことがほとんどなので、誰もが必要とする虫除けはオーガニックのものをセレクト。また、タオルは首から掛けいつでも使えるロングタイプが万能。

炭起こしで必須になるグローブは、軍手ではなく耐熱に優れたキンコのものを愛用中だ。

こうして自然と荷物も多くなるのだが、どうやって上手にパッキングしているのだろうか。

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後ろ姿

整理整頓しやすい。スクエア型を選ぶのがコツ

メインバッグは、アッソブのウォータープルーフコーデュラ 305D 2-WAYバッグ。強度に優れた素材、コーデュラ305Dの裏面に特殊加工を施し、耐水圧20000mm以上の透湿防水性が特徴。突然の雨にも安心だ。

バックパックのほか、ショルダーストラップを隠して手提げバッグにもなる便利なデザイン。

バッグ

「このスクエア型は、少し長さのある折り畳みチェアやボトルもそのまま入るし、ジップを開けると中身が一目瞭然」とのこと。

谷端さんがBBQに参加する際、ほかのメンバーより早く到着することが多いそう。自然と炭を準備する役割が増え、今ではそれが楽しみなんだとか。

「取り出しやすい場所に、炭の準備に必要なグローブやエプロンを入れておきます。こうした出し入れの動線が作りやすいのもスクエア型ならではかも」。

チェア

折り畳みチェアの決定版!

BBQだけでなく、アウトドア全般で欲しくなるのがチェア。しかし移動の際かさばってしまうだけでなく、持ち運ぶ際も手荷物がひとつ余計に増えてしまう。

「手で持つ荷物を少しでも減らすのは、外遊びで大事なこと。だからバッグインできる折り畳みチェアが重宝します。このヘリノックスのタクティカルチェアは、小さくなるだけでなく軽量なのもポイント。気兼ねなくバッグに入れて持ち運べます」。

ポンチョ

万が一に備えるギアは、バッグに忍ばせる。

バッグの底に入れていたのが、スタッフサックに入った手のひら大に畳めるレインポンチョ。アウトドアでは急な雨はつきもの。そんなときは両手が使え、撤収作業も素早く行えるポンチョが大活躍する。

「パッキングする際、あまり取り出さないアイテムは下層に。だから、レインポンチョをバッグの底に忍ばせています。Kiu(キウ)とアンバイがコラボしたこのポンチョは大雨にも対応する耐水性、便利なポケットやイヤホンスリーブまで付くのが便利すぎて手放せません」。

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続いて注目したいのは、何かと作業の多いBBQで活躍する「手ぶら」促進アイテム。

サコッシュ

毎日使うサコッシュは、バッグインバッグに

財布や毎日持ち歩くフリスク、ポータブル充電器やケーブルといったガジェット類など、いつでも手元に置きたいものをサコッシュに入れ、すぐ取り出せるようバックパックの上に配置。現地に到着したら、サッと持ち出すだけで準備OK。

このサコッシュは毎日バッグインバッグとして持ち歩いているもので、レジャーシートと同じ素材を採用。雨に濡れても汚れても平気なので、アウトドアシーンにも持ってこいだ。

キーケーブル

さらにガジェットの中で気になるのが、このネイティブユニオンのキーケーブル。先端のキーホルダーが取り外せ、それぞれLightningとUSBのコネクタが出現。

キーホルダーとしても持ち運べ、手ぶらでガジェットを持ち運べる優れもの。手ぶらで荷物を少しでも小さくしたい外遊び中には、まさにピッタリのアイテムなのだ。

携帯灰皿

スマートに使える、携帯灰皿の収納場所

一見、灰皿に見えないデザインの、アビタックスの携帯灰皿。バックパックのストラップに取り付けられるクリップが付き、手ぶらのまま持ち運べていつでもサッと使える。

小物とはいえ、片手が埋まってしまうと何かと不便。テーブルに置きっ放しだと無くしそうだし。このアイテムが大活躍するそう。

エプロン

バッグ代わりになるエプロンはこんなに便利!

たくさんのポケットやフープが付くこのエプロンは、アッソブのキャンバスエプロン。洋服を汚さないだけでなく、多く配置されたポケットはバッグ代わりにも使えるため、BBQ中は何かと助かる。

「ポケットがかなり多く収納力があるので、とっさに出たゴミを入れたり、ライターやグローブなどの小物を入れたり、ひとつあるとかなり重宝します。しかも、小さく折り畳んで収納すればバックパックの中に入れても邪魔になりません」。

キャンプベスト

もはやバッグ不要!? 手ぶら派最大の味方になる服はベスト!

上記のエプロン同様、バッグ代わりとして使える便利なアイテムがこのベスト。オリジナル生地を使ったヴィンテージライクなデザイン。前面には大小さまざまなポケットが付き、まさにバッグいらずの収納力。

向かって左のようにジップで開閉できるカバーが付き、ポケットを使う場合は向かって右のようにカバーをロールして収納できる2-WAY仕様。

移動中は着てしまえばパッキングの邪魔をしないので、1着あればどんなアウトドアシーンでも大活躍してくれそう。

バッグ

小さく折り畳んで、手ぶらで遊べるパッキングを目指すべし!

どうしてもアイテムがかさ張ってしまうのが、外遊びの課題。しかし、何も考えずに収納すると、すぐ使いたいアイテムが荷物の中で埋もれてしまうことも。しかも、荷物が多くなるからとたくさんのバッグを持っても、両手が塞がりとっさのときに動けず……なんて事態に。

だからこそ、「動線を考えて整理整頓をして」「できるだけ手ぶらに」という谷端さんのパッキング術はとても理に適っているのだ。

せっかく来たBBQ。荷物の出し入れや片付けに手間を取られてしまうのは、時間がもったいない。谷端さんのパッキングをお手本に、準備をスマートに終わらせ、せっかくの外遊びを思う存分満喫しよう。

 

金光照子=取材・文、澤田聖司=撮影

# BBQ# Good Packing Guy# パッキング# 収納# 手ぶら
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