家族や仲間、同僚たちとワイワイやってるときは最高に楽しい。でも、ときどき恋しくなる自由気ままな“ひとり”の時間。誰にも気を遣わず、何にも縛られない、そんな男のゴールデンタイムに酒が欲しくなったら、こいつをチョイスしたい。
ヱビス プレミアムエール オープン価格／サッポロビール 0120-207800ときどき浮世のしがらみからエスケープして心の底からリラックスしたい、と考えているのは、どうやら自分だけじゃないみたい。サッポロビールによると、「生活の中でひとりの時間が欲しい」と感じている“ひとり時間”重視層は増えてきているらしい。ひとりをどう過ごすか、というテーマの指南書もたくさん出回っている。
“ちょっと贅沢なビール”ヱビスの新作は、そんな価値観やライフスタイルの変化を楽しむ（あるいは変化に戸惑う）オッサンに、とことん付き合ってくれる。
日本のビールにおいて一般的な、スッキリした味わいのラガーではなく、深みが出るエールビールの製法を採用。原料には欧州産の麦芽や、クラフトビールや海外のビールによく使われるカスケードホップを贅沢に使用している。そこに、もともと熟成期間が長めのヱビスビールよりも、さらに手間ひまかけた長期熟成だ。
つまり、香りや味わいの奥深さ、華やかさがハンパじゃない。
このビールをしっかり味わうだけで、十分ひとりの間が持つ。純粋に酒の旨さを楽しむ、リッチな時間の成立だ。手持ち無沙汰でスマホなんていじってる場合じゃない。間違っても一気飲みなんてしてはいけない。かといって、ただ濃厚なだけではない。日本人好みのテイストとのバランス感も絶妙で、100年以上、日本のビール業界をけん引してきたヱビスらしい仕上がりになっている。
青紫の缶デザインのような濃く深い夜に“コク深い”ひとり時間を。お気に入りのグラスに注いで、ゆっくり楽しみたい。
［問い合わせ］サッポロビールお客様センター0120-207800www.sapporobeer.jp中山秀明＝文
