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2019.02.15

ライフ

サーフボードも定額制の時代 〜Surfboard Sharing 〜

ただくつろぐだけでも気持ち良い時間を過ごせ、サーフィンをした瞬間に人生は大きく変わってしまう。ひとつのシーンからそんな海の魅力を発見していくコラム。

今回は「Surfboard Sharing 」

サーフボードの定額制サービスがカリフォルニアで誕生「デイドリームサーフショップ」
音楽やクルマは言うまでもなく、コーヒーさえ定額制のサービスがある時代。いろんな味をカジュアルに試したいのはサーフボードも一緒である。なにせ1本10万円以上もする代物。買ってから「失敗した」とは思いたくない。おまけに乗り味が異なるデザインが豊富に揃うのだから、最初の1本は? 次はどれにしよう? と迷うのは自然なことなのだ。
こうしたユーザー視点に立ったサーフボードの定額制サービスがカリフォルニアで誕生。オレンジカウンティの街、コスタメサにある「デイドリームサーフショップ」で展開されている。そのシステムはというと、1日$20か月額$50を支払えば、サイズやデザインの異なるサーフボードが使い放題になるという内容だ。
手ぶらで現地を旅行しているときにも使えるもので、滞在中に乗り比べさえも楽しめる。今のところ日本では耳にしないこの定額制サービス。カリフォルニアで流行ったものは2年後に日本へ上陸するとよく言われるが、はたして?
memo
このサービス用に用意されるサーフボードは60本近く。カリフォルニアの名匠たちが手掛けたものを筆頭に、上質なものが揃う。しかも左右非対称といった、購入するにはためらうデザインもあり、テストライド感覚で使えるのがうれしい。近隣にはハンティントンやニューポートといった名ビーチがあり、サーフボードを持たずにカリフォルニアへ出発しても困ることはない。
デイドリームサーフショップ
https://daydreamsurfshop.com

ジャック・マクオウン=写真 小山内 隆=編集・文


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