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ヴィンテージ家具&雑貨のリピート確定ショップであの男は何を買った?

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いいモノとのいい出合いが待つ店はどこにある? ググれば数万の検索結果が出てくるが、「選べないし時間もないし」というのが大人の本音。で、頼りになるのはやっぱり生の声。ファッションのプロに聞きました。「あなたの好きな店ってどこですか?」。

これまで数万の服を見てきたファッションのプロ兼アンティーク好きな宮本哲明さんが、素敵な出合いを求めて“ここ掘れワンワン”とディグする3つのアンティークショップ。その詳細と彼が実際に手に入れたお宝を見てみると……うん、確かに行ってみたくなってきた!


■シャーク アタック トーキョー 足立店

アンティークショップ「シャーク アタック トーキョー」

「ここはまるで海外の蚤の市ですよ」

ヨーロッパ各国から仕入れたアンティークを中心に、照明、家具、雑貨、店舗什器を販売するショップ。拠点の大阪のほか、千駄ヶ谷と足立区に店舗があり、宮本さんが最初に訪れたのは千駄ヶ谷だった。「数年前に友人に教えてもらって。足立区には倉庫みたいな店があると聞いてずっと行ってみたいと思ってたんです」。

“倉庫”と“アンティーク”という2つのワードだけでもかなりそそられるが、実際はどうなのか。足立店に入ってみると……想像以上の大きさに驚く。売場面積はなんと348㎡。そこに、大型家具から小さな雑貨まで、到るところにアンティーク・モノがぎっしりと並ぶ。

アンティークショップ「シャーク アタック トーキョー」

ちなみに千駄ヶ谷店も広く、入り口からは想像できないくらい縦に長い。なんと地下4階まであるのだ。そして、どうやって商品を出し入れしているのか想像がつかないほど、階段が狭い。「足立区の店はぐるぐる回るのが蚤の市を歩くみたいで楽しくて、千駄ヶ谷は階段を降りていく独特の感じが好き。どちらも、僕にとってはアンティークのテーマパークみたいな場所です(笑)」。

【宮本さんの戦利品】
初めて足立区のシャークアタックに訪れた際の宮本さんの狙いはダイニングテーブル。「しばらく探していたんですが、なかなかいい出合いがなくて。でも、一発で理想のヤツが見つかったんですよ」。それがこちら。

中央に2枚の天板が挟めるエクステンション型で、すべてつなげると幅が255cmになる。片方ラウンド、木材の切り返しデザイン、持ち運びのしやすさなど、「イメージしていたものに近くて、いろんな家具とも合わせやすくて気に入っています」。フランス製。

シャーク アタック トーキョー
場所:東京都足立区保木間1-37-7
電話:03-5809-6105
営業:12:00〜20:00
http://sharkattack.jp


■タイムズ アー チェンジイン 高崎本店

アンティークショップ「タイムズ アー チェンジイン 高崎本店」

「見逃し厳禁なヤバいコーナーがあるんです」

メインは洋服。古着もあれば、セレクトされた新品も並ぶ。でも、ここを洋服屋と呼ぶのは早計だ。宮本さんが「ついつい足が止まって動けなくなってしまう」というのは、アメリカ好きのオーナーが厳選して買い付けてきたアンティーク家具や雑貨類、アウトドアグッズが並ぶコーナー。

タイムズ アー チェインジンは群馬県で展開するショップで、宮本さんが散財するのはその高崎本店である。もとは、とある用事で初めて高崎に訪れた際に知人に勧められたのをきっかけにファンになった。

アンティークショップ「タイムズ アー チェンジイン 高崎本店」

このコーナー以外にも、店内に使われる什器もかなり格好いい。気に入ったワークテーブルがあったが売り物ではなく購入を断念したとか。

メタルのツールボックスからビリヤードの玉、デスクランプにマグカップまで、大小さまざまなアイテムが雑多に並ぶ雰囲気もいい。宮本さんは「高崎に訪れた際には必ず立ち寄ります!」と高らかに宣言。

【宮本さんの戦利品】
「屋内、屋外問わずテーブルとして重宝するかと思って」とゲットしたアイロン台。足がアイアンでしっかりして、それが淡いグリーンってのがシブい。天板のウッドとの相性がいいし、天板に貼り付けられた当時のシール(?)がそのまま残っているのもいい。

タイムズ アー チェインジン 高崎本店
場所:群馬県高崎市緑町1-29-1
電話:027-395-8788
営業:11:00〜19:30
http://the-tac.com


■memo

アンティークショップ「memo」

「23時までやっているから、ついついね」

最後は宮本さんが昔から通っているという渋谷の名店。家具や陶器、ラグと一緒に古着、本、企業のノベルティ、食器やアートなどなど、本当にいろいろなモノが同居し、「多種多様」という言葉はココのためにあるのでは?と思うほどだ。23時まで営業しているため仕事や飲んだ帰りに来店する人も多いらしく、宮本さんも御多分に洩れず。「ふらっと行けば何かが見つかる。渋谷のパワースポットです」と話す。

また、そんなアイテムのセレクトのみならず、常連たちは店主の堀江浩樹さんと樋口こうたさんとの会話も楽しいと口を揃える。「商品についての詳細も教えてもらえるし、ホスピタリティが溢れている。そうした会話もモノ好きには最高に楽しいんです」。

アンティークショップ「memo」

商品の回転も早く、いつ行っても新しいアイテムが入荷しているのも魅力。SNSで告知される割引イベントなどもあり、買い物が一段と楽しくなる。

【宮本さんの戦利品】
「最近仕事をしたアーティストのKENT KIYOHARAさんから教えてもらって。そんなタイミングと重なったものだから」と手に入れたのはフランスの具象画家ベルナール・ビュフェのポスター。力強い線が印象的だ。

「KENTさんとの出会いがなければこの絵に反応しなかったはず。そんな出会いがあるのもこの店ならでは。そんな見えないパワーがmemoには働いている気がしますね」。

memo
場所:東京都渋谷区東2-10-14 タワーホームズ氷川102
電話:03-3498-9100
営業:12:00〜23:00
http://memo-tokyo.shop-pro.jp/


散財した人

宮本哲明●1983年生まれ。ユナイテッドアローズにて販売とPR業務を11年務め、現在はファッションやライフスタイル全般を扱う「ボールドマン」でPRディレクターとして活動。ボールドマンが手掛ける週末のみオープンする「ブツヨク ストア」では販売も行う。

宮本哲明=編集・文

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