Good Packing Guy Vol.20
2018.12.06
LIFE STYLE

荷物の迷子、心配無用! 小分けの達人に学ぶ大容量パッキング術

連載「Good Packing Guy」
お気に入りのバッグを選んだはいいけど、“中身”はどうか。出張や旅行、通勤やおでかけまで、常につきまとうのがパッキングという作業。賢く効率的に荷物を詰めるテクニックを学べば、毎日がきっと楽しくなる。目指せ、Good Packing Guy!

パッキングで困ることのひとつは、実は荷物の“迷子”。何をどこに入れたかを忘れて、せっかく詰めたオーガナイザーを全部開けたり、充電が切れそうなのに充電器が見つからなかったり。なくしたと思って現地で購入したのに、後から見つけたなんて話もよく聞く。

荷物を減らしても、どこに何があるのか把握できていないパッキングは決してスマートとは言えない。だからこそパッキングの達人は、量の多い少ないに関わらず“何をどこに収納しているのか”一目でわかる工夫をしているようだ。

「荷物の迷子をなくす達人」として今回パッキングを見せてくれたのは山崎紘史さん。Webコンサル会社のイントリックス株式会社で、デザイナー兼フォトグラファーとして多忙な日々を送っている。しかも 国内外の撮影で遠方へ行くことが多く、月1のペースで出張しているとか。

アウトドアの遊びが趣味ということで、毎週海へ行きサーフィンを楽しみ、これからの季節は雪山へ行きスノーボードをするというアクティブ派。外で遊ぶ際も小さいギアから板など大型のアイテムまでを持ち運ぶため、パッキングはお手の物だ。

ザ・ノース・フェイスの「ローリングサンダー30」

フォーマルにも合う、アーバンアウトドアなキャリーバッグ

アウトドアラバーの山崎さんが選んだキャリーバッグは、ザ・ノース・フェイスの「ローリングサンダー30」。普段でも使えるアウトドアブランドからチョイスしたそう。

ソフトケースなので、荷物がかさばっているときでも本体が膨らむため荷物の収納が簡単に。しかも軽いアルミ製のシャーシは折り畳みできるので、80Lという大容量にも関わらず折り畳んでコンパクトになるのも便利。

真っ黒のボディはアーバンな雰囲気があるので、少しかっちりしたコーディネイトでも合わせやすいのもお気に入りポイント。本体にプリントされた「Never stop exploring」の文字に、いつも背中を押してもらっているのだとか。

フラップ裏のメッシュポケット。
フラップ裏のメッシュポケット。

迷子を防ぐ、多数のポケットが決め手

また、お気に入りポイントはポケットが多いところにもある。サイドにはシューズなどを入れやすいマチ付きジッパーポケットが付き、フラップ正面にはライトアウターが入るポケットが、裏にはメッシュポケットが装備されている。

汚れ物の場所、移動中に頻繁に取り出すものを入れる場所など、ポケットごとに用途を決めてアイテムを分けているとか。サイドに付いたデイジーチェーンや、バックパックなどを吊り下げできるストラップなど、アウトドアブランドならではの仕様も使い勝手の良さに繋がっている。

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頻繁に使うものは上にして、移動中も荷物を取り出せるように

トップのジッパーポーチ。
トップのジッパーポーチ。

また、アイテムの収納場所にもしっかりとこだわりが。部屋についてからしか使わないアイテムは下部に、移動中にバックを開けて取り出す可能性のあるものは上部に収納。開けたときに中身が見えて嫌なものは、別の大きな袋にいれて隠すようにしているそう。これなら、とっさのときにも素早くキャリーから荷物を取り出すことができる。

トップのジッパーポーチは、財布やカード、充電器といった小物が入るので、移動中のサブバッグいらずなのも、荷物のスリム化に一役買っている。

インナーポケットが役に立つ、ガジェット収納用ポーチ

中にはワックスやコンタクトと合わせて、コードやカードリーダーなどのガジェットを収納。こちらもアウトドア好きにはおなじみ、ポーラーのスモールポーチだが、小さいサイズながらインナーポーチも付く優れもの。小さなカード類や短めのコードは特になくしやすいため、ポーチに付いた小分けできるポケットを活用すれば、忘れ物・なくし物防止になるのだ。

また、これら最低限必要なものは急な出張で泊まりも対応できるように、いつもポーチに入れて持ち歩いているそう。


海外出張の必需品、アダプターでひとまとめ

フォトグラファーは、カメラ本体に取り付けるバッテリーをはじめ、パソコンなど仕事中に使用するガジェットが多い。そのため、コンセントやバッテリーをひとつにまとめておき、コンセントのある場所でいつでも充電できるようにスタンバイ。

しかも、アダプターと充電器を一緒にしておくことで、使う場合はこのポーチだけを取り出せばOKと導線もカンペキ!


中身が見えるクリア素材で、探す手間を省く

ガジェットをまとめたものとサイズ違いのポーチには、薬やケアアイテムを収納。こうしたアイテムはサイズが小さく、ポーチの中をゴソゴソ探しがち。しかし透明ポーチの優秀なところは、ジップを開ける前から取り出すアイテムを見つけられる点だろう。

左下に見えるのは、コスアールエックスのワンステップ オリジナルクリアパッドで、これひとつでスキンケアが完了する、韓国では大人気のもの。オールインワンアイテムも、荷物を減らすためにぜひ取り入れたい。

中身がわかる圧縮袋で、隙間なく収納

パッキングした後に、行方不明のアイテムを探すハメになるのがすごく嫌だという山崎さん。衣類は圧縮袋を使い、細かく分けて収納しているそう。一つひとつ中身が見える状態になるので、着替えもすぐ見つけやすいとか。濡れてしまった衣類も躊躇なく持ち運べるので、プライベートで行くアウトドアシーンでも大活躍している。

また、圧縮された板状になるため隙間なく収納できるのも無駄のないパッキングの秘訣だ。着替えはホテルでしか使わないため、いつも下のほうに収納。


荷物の迷子は小分けにするだけで解消!

出張族にありがちな“荷物の迷子”。透明なポーチや袋に入れ、中に何が入っているものを見やすくすることも重要だ。

しかし、小分けにすれば“何がどこに”入っているのか自分の中で把握しやすくなる。「充電器はあのポーチに入れた」などとわかっていればポーチを見つけるだけでOK。しかもアイテムごとにポーチを決めていれば「ここにはアダプターを入れているのに」と忘れ物防止にも繋がる。

これらを踏まえるだけで荷物を探す無駄な時間や、無駄に同じものを買うなんてことも解消されるのだから、年末年始で帰省や旅行を計画している人にとっては、試して損はないテクニックと言えるだろう。

金光照子=取材・文

# ザ・ノース・フェイス# Good Packing Guy# 出張
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