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2018.10.18

たべる

町田の炉ばた居酒屋で、看板娘の放った打球が外野席に飛び込んだ

看板娘という名の愉悦 Vol.36
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
取材中、「えっ」とのけぞる一幕があった。今回の看板娘は神宮球場のビール売り子のアルバイトを掛け持ちしており、先日、僕が友人らと観戦に行った際も働いていたというのだ。しかも、同じ外野席で。
この日も外野席のどこかにいたはず。
ちなみに、上の写真はクライマックスシリーズの巨人ヤクルト戦。この試合に破れたヤクルトは今シーズンの全日程を終えた。
向かったのは町田。
町田市の人口は約43万人。東京都内の市町村の中では八王子市に次いで2番目に多い。新宿から小田急線に乗れば30分ほどで到着する。
目指す店、「炉ばた情緒かっこ町田店」の入り口。
全国各地の山海の幸を炉ばた料理で楽しめる居酒屋だ。
看板娘もいますよ。
さっそく、ドリンクメニューを拝見。
ホッピーもあるが、ここは生ビール一択だろう。


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