「左脳を刺激する! オッサンIT化計画」を最初から読む海外旅行の経験は何度もあるのに、いまだにイミグレーションの会話すらおぼつかない人って、意外と多いのでは?
ビジネスに限らず、自分の見識をさらに広めるために欠かせないのが語学力。人生をグローバルに愉しみたいなら、そろそろ本気で、英語と向き合うときが来ているのかもしれない。今回は、ボキャブラリーの増強からスムーズな会話まで、英語力の基本をひそかにマスターするために役立つ、スマートフォンアプリを紹介しよう。
単語帳感覚でサクサクとボキャブラリーが増やせる
英語に限らず、外国の言葉を理解するうえで、もっとも必要とされるのがボキャブラリー。文法がわからなくても、単語の意味さえわかれば、なんとなく文章や会話の内容を理解できることは、すでに経験済みという人も多いだろう。
とにかくボキャブラリーを増やしたいという人におすすめしたいのが、「英単語アプリ mikan」(
Android/
iOS)。試験勉強でお世話になった単語帳のようなしくみになっており、カードをめくりながら知らない単語の意味を繰り返し確認することで、単語力を高められる点が特徴となっている。音声で発音が確認できる点も、アプリならではの良いところ。オリジナルに加え、TOEICやTOEFLなどの対策に役立つ問題集も利用できるので、海外旅行やプライベート用途はもちろん、ビジネスやスキルアップのために英語を学びたい人にも役立つはずだ。
動画を見ながらリスニングのスキルをアップ!
リスニングの勉強をする人の間で、よく知られている勉強法のひとつが、英語字幕付きで洋画のDVDを観ること。話している内容を文字で確認することで、聞き取りの能力が向上するのだという。この勉強法をアプリに応用したのが「ボイスチューブ」(
Android/
iOS)だ。
ジャンル別にわかれた動画を選択すると、再生にあわせて画面の下に英語字幕と日本語訳がスクロール表示されるしくみになっており、繰り返し見比べていくうちに、字幕を見なくても内容が把握できるようになる。ジャンルも英会話の教材から、アニメやニュース、さらにはTEDのプレゼン動画まで幅広く用意されている点が魅力。スキマ時間を利用し、楽しみながらリスニングが学べるという点では、かなり優れたアプリといえるだろう。
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