【特集】オッサンとクリスマス
クリスマスにワクワクしなくなったのはいつからだろう。大人になってから？ 結婚してから？ それとも子供ができてから？ もっとオッサンだってクリスマスを楽しんでいいはずじゃない？ 家族のためだけじゃない、オッサンがクリスマスシーズンと聖夜当日を楽しみ尽くすためのヒントをご紹介します！
子供ばかりが、クリスマスのプレゼントで浮かれやがって……。オッサンだって浮かれたい、ご褒美が欲しい！ なんて思いません？ まあ、疲れたオッサンには赤装束を身にまとったほうのオッサンはやってきてくれないわけで、自分で買うことになるんですけどね。
となると、クリアすべきは家庭の金庫番である恐妻、もといハニーの目線。そこはこの時期にぴったりの実用品であれば、お目こぼししてもらえるはず。ってことで、「クリスマス料理に役立つ」の名目も立ち、かつオッサンの物欲、ワクワク感を満たしつつクリスマス料理作りまでアシストしてくれる……、そんなハイテク家電を5つご紹介しましょう。
クリスマスで使えば気分もアガり、良きパパとなれそう。実際に使ってわかった「クリパパPoint」にもご注目あれ！
専門店の「ぐるぐる回る肉」を家庭で再現！
「ロティサリーグリル＆スモーク NB-RDX100」
オープン価格／パナソニック http://panasonic.jp/rotisserie/「ロティサリー」とは、素材を回転させながら行う炙り焼きのこと。この製品は家庭用にはめずらしい、360度の回転機構を持つグリルとなっている。
外をこんがり焼き上げる遠赤外線ヒーターと食材を中までしっかり温める近赤外線ヒーターが、ゆっくりと回転する素材を1方向からの均一加熱で外と中を焼き上げ、柔らかくジューシーな仕上がりをもたらす。グリル機能のほか、オーブン、トースター、さらに今なにかと話題な燻製機能もある。調理中の煙を軽減する減煙機構も搭載。
［左上］炙り焼き中のローストビーフ。カゴ状の部分が回転する／［右上］完成したローストビーフ／［下］こちらは完成したチャーシュー。「回転」しながら焼くことで、そうでない焼き方とは全く異なる仕上がりに。もちろん、こっちのほうがうまい【クリパパPoint!】
従来のオーブンと違って箱っぽくない、スチームパンク的な近未来フォルム。何より、ぐるぐる回る機械的な動き、メカっぽさが男心をくすぐってくれます。炙り焼きで作った、ローストビーフ、焼き豚は最高！ さらに燻製までできるので、つまみ作りも捗りまくる……と、これは完全におっさんキラーの商品です（メーカーはそんなこと言ってませんけどね）。
人工知能と特殊機構で調理をアシスト！
水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック KN-HW24C」
オープン価格／シャープ（http://www.sharp.co.jp/hotcook/products/knhw24c.html）2015年に発売された「ヘルシオホットクック」に、新たに無線LANを搭載した今年リリースの新製品。専用のクラウドサービスに接続するとAI（人工知能）が調理の手順や必要な食材、調味料を画面と音声でお知らせしてくれるほか、ライフスタイルに合わせたメニューを提案してくれる。高い密閉性と内蓋の突起加工により、素材の水分だけで調理が可能、内部の「まぜ技ユニット」が加熱の進行にあわせて自動で混ぜてくれる機能ももちろん便利。
[上]素材を入れただけ、「ビーフシチュー」の調理開始前／[下]完成。ここまで完全にノータッチ。また、水を使っていないのに素材からの水分だけでひたひたになっていることにも注目【クリパパPoint!】
男の料理の定番であるシチューなどの煮込み料理は、比較的簡単なのがポイント。とはいえ、火加減の間違い、かき混ぜ忘れで焦げ付かせるなんてのはよくあること。その点、火加減の調整も入らず、勝手に混ぜてくれるこの製品は本当に楽。何より熱源が“火”でないので完全に目を離せるのがいい。おかげで、買い忘れた食材を買いに走ったり、子供を風呂に入れたり、クリスマスプレゼントを仕込んだり……。「ながら調理」がめちゃくちゃ捗ります。
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