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2017.09.03

ライフ

Public Worker’s Surf Championship 〜初公開、日本イチの地方公務員サーファー決定戦〜


ただくつろぐだけでも気持ち良い時間を過ごせ、サーフィンをした瞬間に人生は大きく変わってしまう。ひとつのシーンからそんな海の魅力を発見していくコラム 。
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今回は「Public Worker’s Surf Championship」


公務員とサーフィン。ちょっと前までは想像すらできなかった組み合わせだが、なんとこの秋、日本イチの地方公務員サーファーを決する戦いが初開催される。“波乗り公務員の祭典”と銘打った「第1回 全国自治体サーフィン選手権大会」がそれであり、10月21日(土)から2日間、波が豊富で、これまで国際大会も多く開催してきた宮崎で行われる。
“祭典”というだけあり、勝利至上主義ではないところに特徴を見る。ビギナークラス、45歳以上を対象とするマスタークラス、ボディボードクラスなど、技術レベルや年齢に応じて11クラスを用意。参加者の誰もが宮崎の波を楽しめる配慮がなされているのだ。
そして同大会を通じて期待されるのは新しい海岸線のネットワーク。海岸線の未来図は地方公務員も一緒になって描くもの。行政区分を超えた地方公務員サーファーのつながりが育まれることで、より多くの人が楽しめるコーストラインの創出を期待したい。
サーフツーリズムを活かした地域経済の活性化や、サーフィンのスポーツとしての地位向上などを趣旨として、東京オリンピックで正式種目となったサーフィンに公務員の立場から貢献したいという心意気から生まれた本大会。競技種目はショートボード、ロングボード、ボディボードで、カテゴリー別に11クラスで優勝が競われる。最大参加者は260名を想定。宮崎空港からアクセス至便のメジャーなサーフスポット、木崎浜で開催される。
藤野 敬=写真 小山内 隆=文・写真セレクト


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