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2017.08.26

たべる

意外と簡単な自家製ニョッキで本格イタリアンを週末に


ローマ、ミラノ、フィレンツェを巡ったイタリア特集の撮影もあって、三浦さんも気分はすっかりイタリアン。帰国しても頭から離れない最高の想い出がたくさんできたとか。そのひとつがフィレンツェのリストランテで食べたニョッキ。今回はその余韻に浸りながら、感動のひと皿を再現してみた。
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春に収穫したジャガイモ「三浦男爵」にバジルを練り込んだニョッキに、トロッとしたモッツァレラチーズが絡んだアラビアータソース。当地で食べた、シンプルで素朴だけれど、濃厚であとを引く豊かな味わいを思い出しながら作った今回の力作。ニョッキを作るのはやや面倒だが、作りたてのモチモチを食べたときの幸せを思えば苦にはならないぜ!

【今回のメニュー】
バジルニョッキのアラビアータ


【材料(2〜3人分)】

ジャガイモ(中) 3個

[A]

薄力粉 100g
パルメザンチーズ 5g
オリーブオイル 大さじ1
バジル(みじん切り) 大さじ1と1/2
塩 少々
打ち粉 適量

[トマトソース]

カットトマト(市販のトマト缶) 1缶
ベーコン(ブロック) 60g
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク 1かけ
鷹の爪 2本
白ワイン 大さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 少々
モッツァレラチーズ 50g
パルメザンチーズ 適量
黒こしょう 少々
バジルは三浦さんが丹精込めて育てたもの。う〜ん、いい香り!

【作り方】

◆1
鍋でジャガイモを15〜20分茹でる。竹串が通るほどの硬さになったら取り出し、熱いうちに皮を剥いてボウルに入れ、マッシャーで潰す。
ジャガイモは熱いうちにマッシュ! マッシャーがなければフォークでもOK。
◆2
「1」に「A」を加えてよくこねたら、丸めて20分ほど寝かせる。
薄力粉の分量はジャガイモの1/3が目安。耳たぶ程度の硬さになるまでこねこね。
◆3
ベーコンを2㎝角程度にカットする。
ソースのコクを高めてくれるベーコンは、ニョッキと大きさを揃えて切るのがポイントだ。
◆4
フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて火をつけ、香りが立ってきたらニンニクを潰す。次に細かくちぎった鷹の爪、カットトマト、3のベーコン、白ワイン、塩、砂糖を加えて煮詰め、トロッとしてきたら火を止める。

◆5
「2」を4等分し、打ち粉をしたまな板の上で転がしながら直径1㎝ほどの細長い棒状にする。次に約2㎝幅にカットし、塩(分量外)を加えた熱湯で茹でる(2ℓの湯に対し塩は大さじ1と1/2)。浮き上がってきたらすくって取り出す。
ニョッキはこれぐらい小粒の方がソースとよく絡んでウマし!
◆6
「4」のトマトソースを強火で熱して「5」を投入し、よく混ぜ合わせたら火を止める。1㎝角ぐらいにカットしたらモッツァレラチーズを加え、軽く絡めたら器に盛る。

◆7
オリーブオイルをひと回しし(分量外)、パルメザンチーズ、黒こしょうを振れば完成。
こちらのレシピは、ソースに対してニョッキが多め。作る際には、お好みに合わせて各種分量を調整してみて! ちなみに余ったニョッキは冷凍保存ができるので、コロッケにアレンジするのもオススメ。さあ、みなさんもこのひと皿で、イタリアンな気分を味わって!
[三浦理志 プロフィール]

オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。忙しい合間をぬっては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で野菜作りもスタートした。
 
三浦理志=料理 渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング


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