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Hand Shaping 〜サーフボードができるまで〜

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ただくつろぐだけでも気持ち良い時間を過ごせ、サーフィンをした瞬間に人生は大きく変わってしまう。ひとつのシーンからそんな海の魅力を発見していくコラム 。
SEAWARD TRIP!


今回は「Hand Shaping」

オーダーメイドのスーツは、自分のためだけに仕立てられた1着であることに高揚する。
注文住宅は、こだわりを込めて建てたからこそ、深い愛着が生まれる。
カスタムボードも同じこと。
自分のための1本を、熟練のサーフボードビルダーが丹念に手掛ける。
色、カタチ、乗り味といったリクエストを温かな気持ちで受け入れ、乗り手のサーフィンライフがもっと楽しくなってほしいといった親心を込め、手で作り上げる。
既製品とは何が違うのか?
もっともな質問に対して、明確に答えることは、実はとても難し い。仕立てのスーツだって飽きる。注文住宅でさえ不満なところは見えてくる。
けれど、自分が創作に関わった能動的な心や姿勢は、目には見えないけれど、気持ちのうえで大きな変化をもたらす。
より 大きくなったサーフボードへの愛情。より待ち遠しくなった週末の海。
いわば新しいサーフィンとの出会いが、カスタムボード最大のメリットなのだ。

鎌倉で生まれ育った写真家・三浦安間が撮り下ろし、自作したフォトブック「9’4″・23 3 / 8・2 13 /16 」は、9フィート4インチのロングボードができるまでをドキュメントした1冊。被写体はYUサーフボードの若きシェイパー、植田梨生。ただの発泡材が、植田の手によりサーフボードとしての生命を宿らせていくという、業界人でもなければ立ち会いにくい光景が切り取られている。

価格:1852円
問い合せ:miyagemono 鎌倉 www.miyagemono.co

写真=三浦安間 yasumamiura.com
文・写真セレクト=小山内 隆

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