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2018.07.02

あそぶ

ワイキキでレストラン選びに困ったら全米最権威が認めた「ハレクラニ」へ

ハワイ最高峰のホテルリゾート、ハレクラニ。その評価はスタッフのホスピタリティのみならず、ホテル内のダイニングやバーラウンジにも当てはまる。
例えば、ハレクラニのファインダイニング「ラ メール」。
全米で最も権威があり、厳格な審査で知られる「フォーブス トラベル ガイド」と、アメリカ版ミシュランと称される「全米自動車協会ランキング」のどちらでも最高位となる評価を獲得。しかも同時受賞はハワイで唯一の快挙となっている。
 

ワイキキで朝昼晩のレストラン選びに困ったときは
ハレクラニに行けば間違いない

料理や酒はハワイ屈指のクオリティだし、サンセット時にはフラダンスショーや、バーラウンジでのジャズ演奏などもある。ゲストもビジターも分け隔てなく、温かく迎えてくれるだろう。

ワイキキでもトップクラスのファインダイニング「ラ メール」。
特別な日のディナーに申し分ないことは、数多のカップルがここでプロポースを成功させてきた歴史が証明している。水着やサンダル、襟なしシャツでの入店はNGだが、供されるフレンチはその格式に違わぬレベル。

ポワローとキャビアで彩られた「スズキのバプール」($59)は、オレンジ風味のムスリーヌソースと一緒に。コース料理は、前菜、アントレ、デザートorチーズの3品で$125から。

重厚感溢れる扉の向こうに待ち受けるのが、「ルワーズ ラウンジ」。
ビーチ沿いのバーが多いワイキキだが、いっさい海を見せないこちらは、まさに本格派。波の音よりも心地良いジャズピアノの調べと 、バーテンダーが響かせるカクテルシェイクの音を愉しみたい。

程良いライティング。「ワイキキで一杯飲もうよ」というときに、このバーを知っている男は間違いなく格好いい。ハレクラニの格式にあやかって、ハワイの1日を完璧に締めくくろう。
 

クラシック・アフタヌーンティー」($36)は、2つのレストランで楽しめる。オーシャンビューの「オーキッズ」も良いが、美しい中庭を眺めながら「ベランダ」でいただくほうが、よりハレクラニらしい楽しみ方だ。
1917年の創業以来、数多くの国賓クラスのVIPや文化人、著名人に愛されてきたハレクラニだが、決して一部のセレブリティのためだけに存在しているホテルではない。
ハレクラニを支えているのは、親子何代にも続くリピーターであり、言うまでもなく彼らにとっては年に一度、このワイキキで最高級のホテルに戻ってくることが日々の生き甲斐という、幸福な関係を築いている。
子供はハレクラニから大人としての作法を学び、大人はハレクラニから紳士・淑女としての振る舞いを学んできた。
ホテル内のいくつかのレストランにあるドレスコードや年齢制限も、リピーターにとっては慣れ親しんだ「ハレクラニの掟」のようなもの。
コンセプトに共鳴し、気品ある雰囲気を一緒に作り上げてきた自負が彼らにはあるのだ。
とはいえ、必要以上に身構える必要はない。滞在できる至福の喜びを噛み締めながら、そのホスピタリティに対し感謝とリスペクトの気持ちを忘れさえしなければ、きっとハレクラニの空気も優雅に楽しめるようになるだろう。
そのときはもう、ハレクラニの格にふさわしいゲストの仲間入りだ。新たにハレクラニファミリーの一員となり、次の100年を一緒に築いてみては?
ハレクラニ Halekulani
住所:2199 Kalia Rd., Honolulu
www.halekulani.com
熊谷 晃=写真


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