2020.12.30
LEISURE

ニューバランスのランシューは優秀か? 独自フォーム素材をプロが検証

「勝手に履いて“RUN”キング」とは……

オーシャンズが気になるランニングシューズを厳選し、滅多履きする「勝手に履いて“RUN”キング」。

今回はNew Balance(ニューバランス)をピックアップ! 引き続き、“走るシューズジャーナリスト”の南井正弘さんにレビューをお願いする。

南井正弘●フリーライター。主にプロダクト担当としてスポーツブランドで10年間勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ&アパレルやスニーカー分野への造詣が深く、ランニングギアマガジン及びポータルサイト「Runners Pulse」の編集長も務める。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

ニューバランスは永遠の定番とも言うべき名モデルも数多く、ありていに言ってしまえばランニングシューズよりも、スニーカーの印象が強い。

しかし、もともとニューバランスは偏平足を直す矯正靴の製造メーカーとして1906年に誕生。そんなブランドの出自を考えると、ファッションはもちろん、スポーツとの相性も良いはず。足の解剖学への理解から生まれるランニングテクノロジー、その実力やいかに!

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柔らかく“優しい”乗り心地と抜群の軽量性

この日ピックアップしたのは、「FRESH FOAM BEACON」。クッション性と軽さに優れたニューバランス独自のフォーム素材「フレッシュフォーム」を搭載しているらしい。

「FRESH FOAM BEACON M GB3」1万2100円/ニューバランス(ニューバランス ジャパン 0120-85-0997)

「フレッシュフォームを搭載したシューズは、もう20足ぐらい履いていて、これは特に柔らかさを感じられる一足。踵の部分に注目してください。

ここに芯が入っていないんです。シリアスランナーはちょっと違和感あるかもしれませんが、初心者はこの柔らかいフィットを好きになる人も多いと思います」(南井さん ※以下すべて)。

こちらは、フレッシュフォーム Xをミッドソールに搭載したアップデートモデル。目的に合わせた凸凹の構造、素材の硬度を調整し、より快適なクッショニングを感じられるようだ。

「FRESH FOAM BEACON M GB3」1万2100円/ニューバランス(ニューバランス ジャパン 0120-85-0997)

「初心者が体を守りながら走るときにピッタリですね。毎日のジョグもそうだし、フルマラソンでも“何時間かけてでも完走したい”という目的なら、こういう靴のほうがいいかなと思います。

もしくは、上級者が履くなら“アクティブレスト”にはピッタリかなと」。

例えばフルマラソンを走った翌日、疲れているからといって体を動かさずにじっとしているよりも、軽く走るなどの運動によって、より早く倦怠感や痛みがなくなることがある。これをアクティブレストと言う。

「FRESH FOAM BEACON M GB3」1万2100円/ニューバランス(ニューバランス ジャパン 0120-85-0997)

「あとは、ヒール部分のフィット感が良いですね。着脱もしやすい。立体設計なので走っていて脱げそうになることも全然なくて、優秀ですよ」。

快適なフィット感を得られる踵部のシームレスなヒール構造も見逃せない。フィット感の高さ、着脱のしやすさは意外と重要なポイントだ。

サッと出かけられるのは日々のランニングのモチベーションに大きく関わってくるし、履きやすければちょっとした散歩など、いろんなシチュエーションで活躍してくれるので、自然とヘビロテすることになりそう。

 

初心者は迷わずこれ!上級者もリカバリー用に!

スピードを求めるなら、ソールに多少の硬さや反発が必要になる。しかし、足を守るという点では、「FRESH FOAM BEACON」は打ってつけのシューズ。よりよいフィット性を追求するニューバランスの強みが、スポーツシーンでも見事に機能していることがよく分かった。

さて、次回の検証もニューバランス! 今度は脱初心者ランナーが履くべき一足を“RUN”キングする!

 

[問い合わせ]
ニューバランス ジャパン 
0120-85-0997

「勝手に履いて“RUN”キング」とは……
テクノロジーの進化の賜物か、ランニングシューズの日進月歩が止まらない。どれもこれも良さそうだが、つい目移りして何を買っていいのやら……ってアナタのために、話題のモデルを履いて検証!
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市川明治=写真 ニッセン シュウ=取材・文

# ニューバランス# スニーカー# ランニング# ランニングシューズ
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