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2020.12.27

あそぶ

やらずとも知って楽しい「スケートボード」の裏側。歴史や種目、注目選手をピック!

当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちらから。
FINEPLAY編集部がアクションスポーツの魅力をDig! 「スケートボード」の歴史や種目を復習、注目選手をPick up
東京オリンピックへ向けて注目度が高まるアーバンスポーツ、アクションスポーツの魅力をFINEPLAY編集部がDig。今回は「スケートボード 」の歴史や種目、世界で戦う注目選手を紹介する。
世界で戦うスケーターも近年では増えてきており、東京オリンピックでのメダル獲得も期待されている日本。「スケートボード 」観戦をもっと面白くするために、ルールや注目選手を今一度おさらいしてみよう。
FINEPLAYフォトグラファーが切り取った、スケーター達のスタイル溢れるフォトも多数掲載、お見逃しなく。

「スケートボード 」の歴史

「スケートボード」の始まりには諸説ある。一説には、木製の板(デッキ)に鉄などのウィール(車輪)をつけて滑ったことが「スケートボード」の始まりだという。
1950年代にはゴム製の車輪がついた「ローラーサーフィン」という商品が発売されて人気を集めるようになり、大会も開催されるようになっていく。
1970年代には素材も車輪がウレタン製のものになり、ベアリングを搭載。デッキもベニアを重ね婉曲がついたものとなり、現在の「スケートボード」とほぼ同じ形となる。これによりスムーズな動きと多様なトリックが可能となった。この頃、「スケートボード」は日本にも上陸したとされる。
1980年代まではスケートパークでの滑走が主流であった「スケートボード 」だが、相次ぐスケートパークの閉鎖により、スケーター達は滑ることができる場所を求めて街中で滑るようになる。これが現代の「ストリート」種目に繋がっていった。
さらに「スケートボード 」にとって大きな転機となった出来事としてはVHSの普及が挙げられる。それまで写真でしか見られなかったトリックを動画で見ることができるようになり、「スケートボード」のレベルが格段に上がったのもこの時期だ。
1985年には日本でも大きな大会が開かれるようになり、スケートボードが加速度的に普及していく。そして1990年代には、ストリートカルチャーの隆盛に伴って「スケートボード 」の認知度は大きな高まりを見せ、再び流行の兆しを見せる。
2015年9月には「スケートボード」が正式にオリンピック種目に決定。現在では世界で活躍する日本人選手も多数存在している。
トニー・ホーク / photo by tabasa


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