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2020.10.10

あそぶ

ナノ・ユニバース上田さんに教わる「走ったあとに着るべきウェア」

running up-date
「Running Up-Date」とは……
オーシャンズ世代のスニーカー好きは大きく2つに分けられる。アディダス派か、ナイキ派かだ。
中高生の時分にハイテクスニーカーブームを通過し、ストリートではローテクスニーカーの再評価も体験したアラフォー男子たちは、この2ブランドに心をときめかせていた。
ナノ・ユニバースでレディースのMDを務める上田元始さんもそのひとり。
「はい、普段からアディダスしか履かないと決めています(笑)」。

街履きモデルで実感した「ブーストフォーム」の弾み心地

ランニング歴もうすぐ2年の上田さんは、走るときのウェア&ギアも基本的にアディダスで統一している。
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シューズからウェアまで、黒のアディダスでトータルコーディネイト。
「アディダス党なんです。もともと普段履きのカジュアルスニーカーとしてアディダスが好きで、愛用モデルのひとつにNMD(ノマド)というシューズがあります。
歌手のジャスティン・ビーバーやテニスの錦織選手も履いているシリーズで、’80年代のアーカイブに最先端のテクノロジーを融合したモデルです。このNMDのミッドソールにブーストフォームが搭載されているんですね」。
ブーストフォームはアディダスが独自に開発した画期的なミッドソール素材で、主流であるEVAと比べ、より高い衝撃吸収性と反発力を発揮する。またヘタりにくいのも特徴だ。
「ブーストフォームの歩きやすさは走る前から実感していました。着地時の反発弾性がリッチで、どにかくよく弾みます。だからランニングのときもブーストフォーム搭載のモデルで。
初心者レベルを脱してくるにつれて足を入れるモデルも少しづつレベルアップしてきて、今は『ウルトラブースト』をよく履きます」。
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アッパーはプライムニットと呼ばれる、まるでソックスのようにぴったりとフィットする素材。ミッドソールはもちろんブーストフォーム。
「ブーストフォームの素材自体は白色ですが、これはその側面の目に見えるところがブラックに着色され、オールブラックに仕上げられています。シックなデザインが気に入っています」。


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