2020.09.26
LEISURE

PRプランナー西野さんが「子供と一緒にパークラン」のときに選ぶ服とギア

西野大士 
「Running Up-Date」とは……

PR会社「にしのや」代表の西野大士さんは、もうすぐランニング歴10年になる先輩ランナー。

前編でお話ししたように、フルマラソン完走を目指して熱心に走っていた時期もあったけれど、最近は「休日に、自転車に乗れるようになった長男と、近所の公園まで」走るのがもっぱらだという具合に、無理のないファンラン生活を楽しんでいる。

そうなると、自然とウェア&ギア選びも変わってくるようで……。

フリマイベントをきっかけに「シティスポーツクラブ」を発想

「フルマラソンに向けてガチで走り込んでいたころは、全身スポーツブランドの“本気ウェア”というコーディネイトが中心でした。でも最近はもう少し肩の力が抜けたウェアで走っているんです」と、西野さん。

西野大士

この日のトップス、ショーツ、キャップは、自身が関わっている、フリーマーケットで販売するために作ったオリジナルアイテムだ。

「2019年の冬から、セレクトショップL’ECHOPPEバイヤーの金子恵治さん、ユニセックスブランドHERILLのデザイナー大島裕幸さん、それから僕の3人で、休日に行うフリーマーケット『WEEKEND』を立ち上げました。基本的にはこの大の服好き3人の私物や古着の販売が中心で、月イチペースを目標に全国各地を回るスタイルで開催しています」。

業界でも名の通った服好き、イベント好きの3人だけに、「WEEKENDのオリジナルアイテムを作ろう」と話が進むまでそう時間はかからなかった。

「最初はイベントで着用する制服的なシャンブレーシャツなどを作ったのですが、あるときこのメンバーでゴルフの打ちっぱなしに行こうという話になって。

そこから派生して、せっかくなら街中でアクティビティを楽しむクラブを作ろうと。で、ゴルフ場って「〇〇カントリークラブ」っていうじゃないですか。それなら僕らのクラブは、街中が拠点となるからシティークラブだよねと盛り上がって『ザ・ウィークエンドシティクラブ』というライン名が決まりました」。

西野大士
ワイドボディのコットンTはメイド・イン・USAのアイテム。「プリントTシャツ」6800円/ザ・ウィークエンドシティクラブ(WEEKEND www.weekend-dnekeew.com)。

「趣味で使えそうなアクティブラインを意識していて、今日着ているTシャツはコットン素材ですが、最近はサンプルをテストする意味でもこれで走っちゃってます。マジに走るときはアシックスのウェアを選びますが、子供の自転車遊びに付き合うパークランのようなノリのときはこっちで」。

ちなみにロゴのデザインはニューヨーク発祥の某百貨店にインスパイアされたもの。もしもそのショップにスポーツクラブがあったら……、というコンセプトだ。刺しゅう入りのショーツ、キャップはまさにそんなノリ!

西野大士
ワイドシルエットのため運動性が高い。素材はナイロン100%。「ショーツ」8000円/ザ・ウィークエンドシティクラブ(WEEKEND www.weekend-dnekeew.com)。
西野大士
ベースはキャップブランド`47の定番シルエット「アジャスタブルキャップ」。中央にクラブのロゴを刺しゅうしている。6000円/ザ・ウィークエンドシティクラブ(WEEKEND www.weekend-dnekeew.com)。
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シューズは走るコースの路面に合わせてチョイス

芝生や土の路面が混在するパークランが中心になってから、シューズ選びにも変化が訪れた。

「シューズもファーストチョイスはアシックスです。なかでもいちばんしっくりきているのがド定番の『ゲルカヤノ』。

最近は世田谷の砧公園の非舗装路をよく走っているのですが、雨上がりの日にこのシューズで走ったら滑ってドロだらけになってしまったんですよね。そこで、ニューバランスのトレイルランニングシューズを引っ張り出してみました」。

西野大士

「ゴアテックスを搭載した『MT610GT』というモデルで、雨の日の通勤用としてだいぶ前に購入していたもの。

トレイルラン向けとあってパークランのシチュエーションには最適で、全然滑りませんし、ぬかるみや汚れも気になりません。ちなみに夏場はホカ オネオネのサンダルで走る日もありましたよ」。

と、あくまでラフなスタイルで気軽なランをたしなんでいる。気軽といえば、西野さんはランニングウォッチの類を使用しない。

「普段から時計はしないんですよね。アクセサリー類もそうなのですが、なんだか気が散ってしまうので。走るときもあまり時間は気にしないほうだと思います。

ペースもキロ6分以上ですし。フルマラソンを目指していた頃、コーチに『ゆっくり走らないと最後まで走りきれない』とアドバイスされてから、走るペースを気にしなくなりました。でも、帰宅したときにトータルで何分くらい走ったかは気になりますよ。ボーッと走っていることが多いので、どれくらい経っていたのかなあって(笑)」。

西野大士
WEEKENDと、クリエイティブディレクター南貴之さんが手掛けるフレッシュサービスとダブルネームのポーチ。ボディはフレドリックパッカーズ製。

「その代わりスマートフォンは携行します。ひとつ失敗談がありまして、ある日走り終わってジュースを買おうと、ポケットに入れていた1000円札を探したところ、見つからないということがありまして。

子供は不機嫌になるし、汗もダラダラ、でもやっぱり見つからない。途中、スマートフォンを出し入れするときにでも落としてしまったのでしょう。それ以来、お金を持ち歩くときはポーチをするようになりました」。

西野大士
ポーチをしないときは、エアポッズの収納用としてゴアテックス素材の小さな巾着ポーチを携行する。とあるブランドのノベルティとしてもらったもの。

サングラスはドイツブランド、マイキータの「NO1 イーストン」を愛用する。スポーツサングラスではないけれど、ノーズパッドとテンプル部がラバーになっているので「軽くて、これで十分」という。

「苦しそうな顔を他人見られるのが恥ずかしいんですよね。今はマスクランですし、そこでさらにサングラスを掛けていると表情がバレません。自分にとっては気楽に走れるんです」。

ご近所のパークランだからこそ、“近所のお出かけプラスアルファ”のスタイルで。ガチでタイムを狙うのならともかく、気軽なランニングであれば手持ちのアイテムをラン用として使ってみる。そんな遊び心はぜひともマネしたいところだ。

西野大士

RUNNER’S FILE 18
氏名:西野大士 
年齢:37歳(1983年生まれ)
仕事:にしのや ディレクター
走る頻度:週1~2回、6~8kmほど

「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る

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礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真

# Running Up-Date# WEEKEND# ザ・ウィークエンドシティクラブ# にしのや# ランニング# 西野大士
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