環境や体型の変化だったり、身近な先輩の姿に憧れたり。ハマった理由は皆異れど、自転車にかける想いは誰もが強く、深い。
自分好みへと仕様を変えた相棒と日々暮らす、同世代自転車ラバーたちを街角パパラッチ。
街角“自転車”パパラッチ
フリープランナー 中根吉浩さん 46歳年を重ねても赤が似合う男でありたい。思わずそう思わせてくれる自転車の持ち主は、「カスタムしてなんぼの自転車カルチャーが好き」と話す中根さん。
昔から乗り物はアメリカ寄りのものが好みだそうで、今回の愛車のパーツも大半がアメリカメイドだそう。ラメ入りのオリジナルカラーでオールペイントした赤いフレームはオーエスバイクスの「29er」、タイヤはカルト×ヴァンズ、ステムやシートポスト、ブレーキシステムはポール・コンポーネント。
アルミを削り出して作られた各所の青いパーツの造形や色合いの美しさ、運転したときに後輪のカセットハブから出るラチェット音の心地良さなど、中根さんが語る各パーツへの愛は尽きることがない。
「天気が悪いとき以外は、ほぼ自転車で移動しています。シングルスピード仕様が好みでゆったりと乗っていますよ」。
自転車シーンの必須ギア「乗車時のお決まり」と話すノアのキャップ、ノア×ヴュアルネのサングラス、パタゴニアのリュック。必携小物からもアメリカへの想いがヒシヒシと。
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