2020.06.27
LEISURE

隠れ家的メガネ店オーナーが選ぶ、ランニング用サングラスが気になる!

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「Running Up-Date」とは……

古きよき下町に、ネクストセンスなショップのニューオープンが続く月島。原 崇さんはランニングを通じてこの街の可能性を肌で感じ、念願であった眼鏡のセレクトショップ「ダウンタウン」をスタートさせた。

 

「黒をベースに、色は2~3色まで」がマイルール

健康を維持するために続けているランニングでも、自宅付近の月島が主なランニングコース。お洒落な眼鏡選びを任される存在として「走ってるときはダサかったよね」と言われてはマズいため、ギア選びでもまずはコーディネイトを意識する。

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シューズ、ウェアはナイキで統一させるのがマイルール。コンプレッションタイツはCW-Xのもの。

「ファッションとしては、実は“アンチナイキ”。エアマックスブームの頃にハマりましたが、その後、ビジネスのために復刻を繰り返すマーチャンダイズの指針が個人的に好きになれないんですよね。でもファッションではなく、スポーツブランドとしてイノベーティブなところは好きなので、スポーツのときだけはナイキを選んでいます(笑)」。

シューズはナイキの「ズーム ライバル フライ2」。日本の駅伝ランナーをイメージし、前足部に反発力に優れたクッショニングを搭載したモデルだ。

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前編でもお話ししましたが、ランニング用品はららぽーと豊洲にあるスーパースポーツゼビオで購入することがほとんどです。売り場面積が広くって、品揃えが充実しているんですよ。形(デザイン)から入って選んでしまうクセがあるので、機能面で自分に合うかどうかを外さないためにも、専門知識を持つ店員さんのアドバイスを聞いて購入するようにしています」。

シューズがナイキなので、ウェアもナイキで統一している。

「アディダスも好きなのですが、着用するときに複数のブランドが混じってしまうと気持ち悪いので、そうすると自然にナイキで統一されてくるんですよね。ランニング以外に水泳もするのですが、そこでも全身スピードで揃えています。例えばそこにアリーナとか、ほかのブランドが混在するとケンカしてしまいますから」。

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ショーツでカラーを取り入れるのが原さん流。この日のコーディネイトではショーツのサイドのラインと、リストバンドのスウッシュのワンポイントカラーを合わせた。

Tシャツは速乾性の高いジャージ素材のもの。目に見えるくらいの通気孔がたくさん設けられており、夏場のランニングで実用性が高い。ボトムスはショーツで、スタイリングとしてはこれにぴたっとしたコンプレッションタイツを合わせるのが好みだそう。これもスポーツショップの店員さんのアドバイスを聞いて、膝や腰への負担を軽減させるためだとか。

「とにかく全身トータルでのコーディネイトのバランスを考えます。だからそのアイテム単品で格好良くてもダメ。色使いは全身で2、3色までに収まるようにしています。この黒Tのようにトップスをベーシックな色にして、ショーツで色を利かせることが多いですね」。

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小物選びにもマイルールを適用!

ブランド統一の法則は小物選びにおいても守られている。

「今日は撮影だったので何も被りませんでしたが、普段はヘアスタイリング剤が流れ落ちてこないようにキャップを被っています。ほかと同様に、とにかくシンプルで主張がないモノを。ACGなどのカラフルなキャップにも惹かれなくはないんですが、そんなときは『単体で格好良くでもダメ』というマイルールを思い出し、全体のコーディネイトに溶け込まないものはスルーするようにしています」。

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メガネショップのオーナーということもあって、ランニング中のサングラスで何を選ぶのかは気になるところ。

「今はアイヴォルを掛けることが多いですね。ショップでアイヴァン7285を扱っていることもあって、そのアイヴァン7285が手掛けるスポーツサングラスのアイヴォルが、実際のところスポーツで使えるかどうかを試したいなと。かつてはウェアのバイイングの仕事もしていたのですが、そのときの経験から自分で使ってみてナンボだと思っていて。もっとも、夜に走ることが多いので、まだあまり多くは試せていないんですけど」。

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日本人に似合いやすいボストン-ウェリントンシェイプの定番モデル「リーファー」を軽快なハーフリムにした「シャーフマン」。1万8000円/アイヴォル(アイヴァン PR 03-6450-5300)。

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特徴的なテンプル内側の黄色いラバー部分は滑り止め仕様で、ショーツやリストバンドのワンポイントとカラーを合わせている。サングラスを掛けることで、この黄色の主張がさらにさりげなくなる加減がちょうど良い! アイヴォルに関しては今後、自身のショップであるダウンタウンでの取り扱いも検討中とのことだ。

「ケアグッズに関してですか? とくにケアらしいケアというのは行っていませんが、ランニング後には水に溶かして飲むタイプのクエン酸飲料を摂っています。これも疲労回復効果があるとゼビオの店員さんからアドバイスを受けて選んでいるものです。個人的には、走ったあとにスポーツドリンクを飲むと甘さがトゥーマッチに感じるんですよね。体は酸味を欲してる感があるので、健康には良いんじゃないかと思っています」。

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ジャコラの「クエン酸パワー」は、砂糖や人工甘味料を使用していない。

バイヤーやショップオーナーとしての経験から、ランニングでもコーディネイトのトータルバランスを大事にする原さん。

身に着けるモノの中では、シューズ選びにおいて最も機能性を重視し、そこから逆引きして全身のギアを決めていく。そうすればトータルコーディネイトでの失敗が少ない、という。なるほど、これはにわかランナーにとっても有効なヒントになりそうだ。

RUNNER’S FILE 12
氏名:原 崇
年齢:36歳(1984年生まれ)
仕事:アイウェアセレクトショップ「ダウンタウン」代表
走る頻度:週2~3日、2.4km程度
記録:レースへの参加はなし

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「Running Up-Date」とは……
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る

礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真

# Running Up-Date# アイヴォル# ダウンタウン# ランニング# 原崇
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