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2019.05.10

あそぶ

たった2つの心得で我が子はずっと可愛く撮れる! プロに聞く簡単カメラ術

連載「ベストショットは父が撮る!」
残しておきたい我が子の成長。写真館に行ったり、カメラマンに頼んだりしてもいいが、やはり家族に向ける笑顔が最上。ならばいちばん身近な父こそカメラを持ち、シャッターチャンスを狙おうではないか!
カメラマンの吉澤さんと、野尻さん
前回前々回はカメラ初心者のオトーチャンにオススメのカメラ選びについて紹介したが、今回からはいよいよ実践編が。子供のベストショットを撮影する心得をカメラマンの吉澤健太さんにレクチャーいただいた。
撮影にチャレンジしたのは野尻 巌(のじり いわお)さん。小学校2年生のはじめ君、4歳のひかりちゃんのオトーチャンだ。今まで子供たちの撮影はスマホ頼りだったというが、はじめて本格カメラを手にすると、思わず笑みが溢れる。
レクチャーの様子
カメラ初心者でも使いやすい「キヤノン EOS Kiss M 」(連載初回にて登場)を手にして、「やっぱり画質がすごいキレイですね!」と野尻さん。モニターでの確認しやすさと易しい操作感も実感した様子。
まずは、自由に我が子を撮影してみてもらった。
動き回るひかりちゃん
4歳のひかりちゃんは元気いっぱい!
撮影開始から約3分。動き回る我が子についていけず、早くも疲れた様子の野尻さん。そこで吉澤さんが、子供撮影の基本のキを教えてくれた。
 

【1】カメラの高さは、子供の目線に合わせるべし!

レクチャーの様子
「子供の撮影でいちばん大切なことは、子供と同じ目線で撮影することです。目線を合わせると、子供が見ている景色が見えてくるはず」と吉澤さん。
確かに、立ったまま撮影すると子供を見下ろすアングルで撮影してしまいがちだ。これを踏まえてもう一度撮影にチャレンジしてもらうと、仕上がりに歴然とした違いが現れた。
 
■立ったまま撮影した場合
撮影の様子
立ったまま撮影するのは楽だが……。
撮影写真
表情がわかりにくい。(野尻さん撮影)
■子供目線で撮影した場合
撮影の様子
子供の目線に合わせてカメラを構える。
撮影写真
臨場感あふれる1枚となった。(野尻さん撮影)
子供目線で撮影することで、よりイキイキとした表情を押さえることに成功。この調子ではじめ君にもレンズを向ける。
撮影の様子
「パパ、何してるの?」と近寄るはじめ君。今度は前回紹介した「ライカ Q2」でパシャリ!
撮影写真
レンズを覗き込む瞬間をすかさずキャッチ!(野尻さん撮影)


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